原作は凄まじい傑作。まず映画化は無理。それに果敢に挑戦した池田敏春他スタッフに星3つはあげたい。
叙述トリックは反則なイメージがあるが、小説はそのイメージを裏切り、綿密な描写と高いエンタメ性で独自の…
このレビューはネタバレを含みます
原作を読んだ流れで鑑賞。
原作の一番のどんでん返しポイントである主人公(=ハサミ男)は女だった。という点をどんでん返しにしていないところが潔いいというかなんというか。
原作のダイジェスト感が強く…
当時は、それなりに楽しめた覚えのある「ハサミ男」を再鑑賞してみた。でも、今観るとどうなんやろう。まるで、覚えがないのでね。ハマるか、どうか不安になってきた。そんな記憶も曖昧な2004年の作品なり。
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1999年に「メフィスト賞」を受賞した殊能将之のミステリ小説を原作に池田敏春が映画化。叙述トリックゆえに「映画化不可能」と言われていたが、巧みに映像化されており、脚本協力に「太陽を盗んだ男」の長谷川…
>>続きを読む殊能将之の原作を香川まさひとが脚色、池田敏春が監督したミステリー。脚本協力に、長谷川和彦、相米慎二、山口セツ。少女を狙う連続殺人鬼、通称ハサミ男は、次のターゲットが何者かに先を越されて殺されてしまっ…
>>続きを読むここでの評価は高いとは言えないが、嫌いじゃない。
かなり毛色の変わったミステリーなので好き嫌いは別れるかもしれない。
初見は一切の情報なしで、ただ麻生久美子が好きだからというだけの理由で観たので期待…
このレビューはネタバレを含みます
冒頭から失神しそうになるくらい演出がひどい。
劇伴も明らか映像と合ってないシーンがあってなんだこれってなる。
原作のおかげでサスペンスとしての面白さはある程度担保されてるのが救い。
元々映像化不可…