アモーレの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『アモーレ』に投稿された感想・評価

開始早々、これはロッセリーニらしくない、とんでもない駄作を撮りやがったなと思ったが、そんなことはなかった。それだけで終わらず第二話は飛躍しすぎない感じもするが、後のストロンボリや神の道化師フランチェ…

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3.7

2話に分かれる、マニャーニの1人芝居。第一話人間の声、別れた男からの電話☎️を待っていると言う話。面白く無い。2話奇跡、ただの浮浪者を聖ヨゼフだと思い込み、この男を演じたのがフェデリコフェリーニ、葡…

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1話目の方が没入感があり、2話目は客観的に見て世俗的な考えになる時と信仰心を行ったり来たりする。
4.0

第1話は、ある意味で人体実験みたいだ。
部屋に留まらせて延々と電話で一人喋りさせまくる。画面外で人や車が発する音が鳴っている。音の出所は示されない。

第2話は終盤は『ストロンボリ』みたい。
山登り…

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3.0

ロベルト・ロッセリーニ監督作。

イタリア・ネオレアリズモの巨匠ロベルト・ロッセリーニ監督による2話構成のオムニバス映画で、監督の当時の恋人であったアンナ・マニャーニが独壇場の演技を披露します。

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菩薩
4.0

愛は喜びでなく苦しみである事実を強烈に印象づける中編2本。まさに独壇場であるが演技を超えたところにある狂気が凄まじい。

①終わった筈の愛を首の皮一枚繋ぎ止める電話を待ち続ける女。私とて何時に電話す…

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大変厳しいです。( ๐_๐)

第1話は『人間の声』
アンナ・マニャーニさんの一方通行電話またはひとり言です。共演は犬 ´•ᴥ•`‪ のミーチャのみ。

アンナさんは決して言い淀むことはなく、完璧に…

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324
3.7
電話女の顔、狭い画角と固定の強度。
放浪女の狼狽、狂信と客観性の往復。

2話構成の、アンナ・マニャーニの一人芝居の作品。第1話は、電話の相手の声によって、マニャーニが反応する。電話線を持つ手の動き、表情。
第2話は、屋外。流れ者を聖人と思い込むマニャーニ。眠っている間に…

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5.0

第一話『人間の声』はアンナ・マニャーニの一人芝居で想定内のつもりだった。顔だけが浮かび上がる画面設計と極端なクロースアップの連続、それに負けることのないマニャーニの濃厚な演技にノックアウト。電話機は…

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