ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した『さよなら、人類』(2014)や同映画祭の銀獅子賞を受賞した『ホモ・サピエンスの涙』(2019)、カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した『散歩する惑星』(2000)など、日本でも高い人気を誇るスウェーデンの鬼才ロイ・アンダーソン監督が2007年に発表した珠玉の傑作。2007年カンヌ国際映画祭「ある視点部門」に出品され、2007年スウェーデンアカデミー賞 グランプリ・監督賞・脚本賞、2007年シカゴ国際映画祭 監督賞、2007年ノルウェー国際映画祭 グランプリ・批評家賞ほか、世界各国で絶賛され多くの映画賞を受賞した。
『スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー(純愛日記)』(1970)でデビューし、その後CM界の巨匠となったロイ・アンダーソンが、1975年の長編2作目『GILIAP』(1975)以来、25年…
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