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大理石の男
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目次

大理石の男の作品紹介

大理石の男のあらすじ

スターリニズムが隆盛をきわめた1950 年代に労働英雄として大理石像にもなった男の実像を、彼に興味を抱いた映画学校の女子学生(ヤンダ) の目を通して解き明かしていく。ポーランド現代史の洗い直しとともに、国家と個人の関係を鋭く問うたワイダ渾身の力作。ポーランド国内で大ヒットを記録しながら当局によって2年間の海外上映禁止処分の憂き目に遭い、一方でカンヌ国際映画祭では国際映画批評家連盟賞を受賞した。デジタルリマスター版を上映。

大理石の男の監督

アンジェイ・ワイダ

原題
Człowiek z marmuru/L'HOMME DE CHINESE
製作年
1977年
製作国・地域
ポーランド
上映時間
161分
ジャンル
ドラマ

『大理石の男』に投稿された感想・評価

McQ
3.8
博物館の倉庫の片隅に眠っていた〝ある男〟の大理石、、映画大学の女学生アグニェシカは卒業制作として「大理石の男(ビルクート)」の過去を探り、現在に至るまでのドキュメンタリー映画制作に乗り出すのであったが、、

アグニェシカが生き証人の姿をカメラで捉え、更にその証人が語る過去(回想シーン)の中でビルクートを撮影するカメラがある。更にアグニェシカをカメラで捉えているのがワイダ監督である。文章にするとこんがらがりそうだが、映像で見ると複雑さは感じない。

又、主人公の一人であるアグニェシカがなんともアグレッシブ且つワイルド(足癖がとにかく激しい!笑)な性格をしており、もう一人の主人公ビルクートよりも余程気になる存在だった。

正直、ビルクートのエピソードには、いまいち興味が持てず、アグニェシカの周囲の反応と同様、「本当にこの映画面白いのか?」と疑問を抱いたまま終盤に突入してしまったが、、その印象をガラリと変えてきたのがラスト20分での出来事である!、、そして超絶気になるところでエンドロールに突入、、(続編の「鉄の男」が気になるものの、評判はイマイチか、、)

前期の傑作群とは異なる魅力!、、カメラワークに〝探偵モノ〟チックな曲使いにセンスを感じずにいられない。
アンジェイ・ワイダの77年作。
「コルチャック先生」に次いでワイダ監督は2作目の鑑賞。
映画学校に通う女生徒アグニシェカが卒業制作の題材に、忘れ去られた国の労働英雄を追った、ドキュメンタリー作品を選び、制作に挑むという物語。スターリン時代の共産党のバリバリの社会情勢でヒーローに祭り上げられた男は、次第に社会の矛盾に気がつくが、社会に抹殺されていくのか。そんな”大理石の男”ビルクートの半生を追うプロセスは、全く妥協なく、まさにジャーナリズム。真実と本人に繋がっていく流れが見応えがあった。

ポーランドというお国柄と辿ってきた歴史か、反政府的で荒削りだが野心的な作品が生まれる土壌になっているんだろうな。
160分の骨太。速攻で続編の”鉄の男”もVHSで借りた。
ヒロ
3.8
社会主義体制のシンボルとして祭り上げられ、のちに用済みとなり社会主義体制に圧殺され大理石に閉じ込められた過去の男を、ドキュメンタリー制作という手段で現代から救い上げるというのが大まかな流れ。ワイダ教授によるポーランド近代史の講義は実に有意義。

ただ主演女優がとにかくがめつい。
タバコの煙吐くときに下顎出すな。
あと蒸すな、竹山か。by受動喫煙者

《アンジェイ・ワイダ追悼特集》

2017-

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