スターリニズムが隆盛をきわめた1950 年代に労働英雄として大理石像にもなった男の実像を、彼に興味を抱いた映画学校の女子学生(ヤンダ) の目を通して解き明かしていく。ポーランド現代史の洗い直しとともに、国家と個人の関係を鋭く問うたワイダ渾身の力作。ポーランド国内で大ヒットを記録しながら当局によって2年間の海外上映禁止処分の憂き目に遭い、一方でカンヌ国際映画祭では国際映画批評家連盟賞を受賞した。デジタルリマスター版を上映。
昭和50年10月14日の鉄道記念日。滝ノ上市蔵の国鉄勤務30年の効績章受章を祝う宴が開かれているところへ娘・由紀が恋人を連れてくる。市蔵の鬱憤が突然爆発、二人の結婚に大反対し祝いの席は荒れ…
>>続きを読む戦後に「ナチス協力者」のレッテルを貼られ、非難、黙殺を受けながらも数多くの裁判を闘い抜き、70歳を超えて写真集を出すなど101歳で亡くなるまでクリエイティブの現場で活躍し続けたレニ・リーフ…
>>続きを読む安保闘争が切っ掛けで結ばれた、新聞記者・野沢と女子学生・玲子の結婚披露宴が行われていた。しかし、逮捕状が出ている全学連の学生・太田が突然乱入し、学生・北見の謎の失踪事件を叫び始めた。そこか…
>>続きを読む不法占拠している労働者を追い立てる警察官の暴力を8mmカメラで撮影して逮捕されたタル・ベーラ自身の経験をもとにした作品。住宅難のブダペストで夫の両親と同居する若い夫婦。妻は義父にいびられ、…
>>続きを読むカンボジアの首都プノンペン。女子大生のソポンが廃墟のような映画館で見た古い恋愛映画。何とその主演女優は母だった!美しく輝いていた母の知られざる女優時代…。40年間も母を慕い続けている映画館…
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