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ワレサ 連帯の男
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目次

ワレサ 連帯の男の作品紹介

ワレサ 連帯の男のあらすじ

ポーランドの独立自主管理労組「連帯」の闘いを、初代委員長ワレサと彼の家族の日々をとおして描く歴史大作。1980年代初頭、グダンスクのレーニン造船所で電気工として働くレフ・ワレサの家に、イタリアから著名な女性ジャーナリスト、オリアナ・ファラチが取材に訪れたところから映画は始まる。ワレサは彼女に、1970年12月に起こった食料暴動の悲劇から語りだす。物価高騰の中で労働者の抗議行動を政府が武力鎮圧した事件だ。この時、ワレサは両者に冷静になることを叫び、検挙された際、公安局に協力するという誓約書に署名を強いられた。グダンスクのアパートで質素に普通の生活を送っていたワレサとその妻ダヌタ、そして産まれてくる子供たち。この事件以降、一家は、歴史的転変期の真只中に深く関わってゆき、ワレサはその中で次第に類まれなカリスマ性と政治的感性を発揮してゆく…。

ワレサ 連帯の男の監督

ワレサ 連帯の男の出演者

原題
Walesa. Czlowiek z nadziei
製作年
2013年
製作国
ポーランド
上映時間
127分

『ワレサ 連帯の男』に投稿された感想・評価

ちろる

ちろるの感想・評価

3.6
元電気技師で労働組合の指導者からポーランドの大統領となったレフ・ワレサの伝記物語。

ちなみに実際ポーランド後ではレフ・ヴァウェンサというらしい。

ポーランドの歴史について明るくないので、全くもってこのワレサについて知らなかった。
当時のこの国の社会情勢や法律、そして警察についてもっと詳しければさらに深く楽しめるとは思うのだが、無知な私でも少しばかりワレサの信念や哲学を垣間見れることのできる。

作品としてのメリハリをつけるためなのか、海外記者によるインタビュー場面を挟み込み、過去と現在を行き来することは分かりやすい作品にするために必要だったのかもしれないが、個人的にはこういったインタビューシーンなしでワレサの世界を見せたほうな入り込めたのではないかと思う。

勢いのある指導力で、逮捕と釈放を繰り返し、自由を勝ち取っていくワレサの姿は感動的ではあるが、むしろ私はこの表面的活動の裏でワレサの家庭人としての姿を、もっともっと重点的に見せてくれた方がより見応えを感じたかもしれない。
期待したほど感動的!というわけではないがさすがポーランド人の巨匠が作り出す伝記。
魂の込め方はしっかりと伝わる。

同時に日本には未だにこのようなカリスマ的指導者が現れないのだという事実に少し悲しくなってしまいます。
ポーランド🇵🇱を自由民主化に導いた伝説的な指導者レフ・ワレサの伝記🎬です。


グダンスクのレーニン造船所の電気工レフ・ワレサのポーランド民主化運動と自由と権利の為に闘い続けた日々を描いた闘争の作品でした・・ドキュメンタリー調でありもても緊迫感ある作品に仕上げています。
のんchan

のんchanの感想・評価

4.0
アンジェイ・ワイダ監督の熱を感じる作品もう1本‼️
私にとって欧州映画、特に中欧(旧共産圏)の国の政治や内情は全くの無知。その為、敢えて観ることで遅まきながらのお勉強と思っています💦

今作は題名のとおり、ポーランド🇵🇱の政治家で労働組合指導者、ポーランド共和国の第三共和政第2代大統領、そしてノーベル平和賞受賞者のレフ・ワレサ(実際はレフ・ヴァウェンサと発音)の活動記録と家族の物語。

もっと堅苦しく暗鬱な内容かな?と構えて観たが、意外に分かり易く面白く観ることが出来た‼️
当時のモノクロの実写映像を挟み込んでいて、物資も乏しく、厳しい寒さなどの雰囲気が伝わる。

ワレサは旧レーニン造船所で電気技師だったが、労働組合を率い、独立自主管理労組『連帯』をまとめ上げて行った。
その経緯をイタリア人ジャーナリストからのインタビューで思い出しながら答える。
ワイダ監督の手法は、ワレサの視点で1970年から1989年までの民主化運動を映し出しながら理解出来るようになっている。

偉大なる男というより、一小市民でアパート暮らし、弁が立つこと、熱意が強いことで仲間が慕って増えて行ったような感じ。
まるで違う土地だけど、ウルグアイ🇺🇾の政治家、ムヒカ元大統領と通じる"人間愛"が根底にある方という感じがしました💫

美しく気丈な奥様(ホラン千秋にそっくりな役者)が、まだ小さな2ヶ月〜10歳の6人の子供を抱え、ワレサを誰よりも理解して、職場から解雇されたり、戒厳令で身柄を拘束されている間、女手一つで留守宅を必死で守っている姿が健気だった。

音楽は反体制色の強い現地ロック♬を使っていて、テンポ良く展開しています。
毛嫌いせず観て欲しいな、私は十分楽しめました‼️

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