ゴッド・アンド・モンスターの作品情報・感想・評価

「ゴッド・アンド・モンスター」に投稿された感想・評価

フランケンシュタインのゲイの映画監督が引退した後、病気により孤独と昔の悲惨の記憶に苛まれる。それに苦悩しながら庭師の孤独な若者と心を通じあわせる。
フランケンシュタインが悲惨な戦争体験から作られたもので、戦争体験を思い出してしまうことはとても辛い。自分も最後は、殺してくれって懇願する。そして、引退した後は裕福な暮らしをしているがめちゃめちゃ孤独なのが分かる。

ゲイの人の繊細さがめちゃめちゃ伝わった。

ラストの雨の中のシーンは好きだな。庭師のひとがフランケンシュタインの真似しながら去る。庭師の人はフランケンシュタインに似てるからな。

フランケンシュタインの映画、見たくなった
実在した映画監督と庭師の交流を描いた小品。

映画監督を演じるイアン・マッケランが素晴らしい。軽妙かつ鬼気迫るというか、、、美しいとすら感じた。

ゲイの老年期、孤独をなんとも哀しく演じていたと思う。

雨の中の幻想、嵐の夜の事件そして温もりあるラストが只々切なかった。


傑作。
カナイ

カナイの感想・評価

4.6
記録用。名作だと私は思う。
タイトルやジャケットからスリラーだと勘違いされそうだけど、そうではなく。
「フランケンシュタイン」を撮った、既に老いた監督(イアン店マッケラン)と、ひょんなことから彼の庭師になるゴロツキ(ブレンダン・フレイザー)のお話。不器用で誤解されやすく、心根が優しい青年。2人はそれぞれに孤独を抱えている。理解されない苛立ち悲しさ、老い、失われる苦しさや恐怖、そんな2人の間に徐々に友情めいたものが生まれていく。
ラストシーンがとても好き。あたたかい気持ちになれる、素晴らしいシーンだと思う。






後に、最後のシーンの動きはフレイザーのアドリブだったと知ってまた泣いた。
tuttle

tuttleの感想・評価

-
ゲイがダメじゃなくて、言葉巧みに誘導して意味に食い違いがあるまま脱がせるのがダメだと。
私は主人公の人間性につまづいてノレなかったけど、ジェームズ・ホエール監督や『フランケンシュタイン』に思い入れがあるなら相当見応えがあるのかも。
ぴっぴ

ぴっぴの感想・評価

3.0
予備知識なしで鑑賞。
「殺してくれ」と死を請うシーンも、素晴らしかった。
自分が作り出したものに、最後までとらわれてたのかのしれないね。

2017.2
あお

あおの感想・評価

-
ホエール大好き。


セレブリティが自宅プールで死ぬ動画→『サンセット大通り』『華麗なるギャツビー』
ほしの

ほしのの感想・評価

4.7
これはかなり面白かった。「フランケンシュタインの花嫁」を飲み屋でみんなで観るうちに、みんなが映画に引き込まれていくところとかだいぶと好きなシーン。
nim

nimの感想・評価

4.6
個人的に、LOTRのガンダルフ役で思い入れのあるイアン・マッケラン氏の主演作品。思い入れがありすぎてなかなか他作品を見れず、今回勢いと直感でこの映画を借りました。全く内容を知らずに見ましたが、素晴らしい映画でした。後半涙が止まらなかったです。

一見、奔放で飄々としているように見えたゲイの元映画監督の、心の内の孤独や悲しみが丁寧に描かれています。

彼がどうして"フランケンシュタインの怪物"の映画を撮ったのか、怪物とはどんな意味を持つ存在だったのか…だんだんわかっていく過程にハッとしました。

また、この時代のゲイの人の苦しみについても感じさせられました。宗教的に絶対赦されないものであったこと、これがタイトルの意味の1つであるなら、当事者にとって相当辛いものだったのだと思います。

イアン・マッケラン氏は本当に素晴らしかったです。演技力と魅力で物語引き込んでくれたので、深く感動出来たのだと思います。
自宅のプールで溺死体で発見された「フランケンシュタイン」「フランケンシュタインの花嫁」「透明人間」など1930年代のハリウッドで有名なジェームズ・ホェール監督の死に至るまでの余生を描いたフィクション。(自殺とされたその死とゲイであったのは真実)
映画監督を引退し家政婦と二人暮らしの孤独な老人は、病と過去の記憶の痛みと栄光の幻影に苛まれ憔悴し、自らの最期をも演出しようとするかのようで、ゲイの芸術家の老いの悲しみが痛ましく胸に迫る。
ホェール監督を演じる、ゲイをカミングアウトしているイアン・マッケランが、ゲイであるリアリティも含めながら繊細で複雑な内面を表現して本当に素晴らしい!
監督が人生の末期に出会う粗野でストレートだが素晴らしい肉体の若い庭師との、厭らしくセクシャリティに残酷に人間性を突いてくる危うい関係が、奇妙な友情とも取れ、それが救いにもなっていた。このブレンダン・フレイザーも良い。
とても悲しいけれどとても好きな作品。

製作総指揮にクライブ・バーカーが名を連ねているけれど、アーティストでホラー/ファンタジーの小説家で映画大好きでゲイであるクライブ・バーカーだからなあって良くわかる。

未公開とも言われているけれど映画館で観てます。
何という悲しい映画でしょう。こんな悲痛な映画久しぶりに見たわ。フランケンシュタインの花嫁とかをつくった元映画監督ジェームスホエールが主人公なんだけど、これって実話基なんかな? どれくらいリアルな話なのかまったく分からんけど、普通の劇映画的、しかもかなりドラマチック。ホエール氏はもうお爺さんなんやけど、映画は撮ってなくて、ゲイで、女中さんといっしょに暮らしてて、世間とまったく関わらずに生きてる。ある日草刈りの仕事にやってきたイケメンの若者と、少しずつ交流を深めることで、過去のダークな記憶が蘇り、精神のバランスを崩し始めるホエール氏。一方最初はホモきもいって感じやった若者はその繋がりを通して、人間との体当たりの関係を経験する。あ、体当たりて、比喩ですよ笑 ホエール氏はやがて戦場での忌まわしい悲恋の記憶と、現在のゲイとしての孤独に苦しみをはっきり感じ始め、若者にその思いをぶつけるのだが、あゝ。過去のフラッシュバックが突然現れ始め、徐々に現実に侵入してくる後半の痛み、取り戻せぬ過去、ただ老いてゆく我が身、筋骨たくましき全裸にガスマスク、手を伸ばしても、触れられぬ股間…。やっぱり大事なのは友情だよね。深い友情のない人生はほんとにわびしい。女中さんの最後の行動もものすごい涙誘われたわ。そりゃそーだよな。好きなものは好きなんだよ。かんけーねーよ、誰がどうであっても、何であっても、どう思われてても、好きなもんは好きなんだ。あぁそうだ。でも、かなしー(;_;)
>|