認知的不協和、記憶との格闘。ずっとそういう態度で生きていたい。
それにしても主演の奥村さんは真実を突き詰める執念が異常だった。きっと彼の中の戦争は本当に意味で終わってなかったんだろうな。終わらせよう…
100個ぐらい思うことがあったけど、
被害と加害は背中合わせで、
人にはいろんな顔があると感じたのと、
この映画を見られて心の底から良かった、と思った。
奥村さんの「戦争はなんだったのか。日本…
世界で初めて「日本軍山西省残留問題」に正面から斬り込んだ2006年のドキュメンタリー映画だ。
この映画の切り口は大きく2つ。まず一つ目は売軍行為。
日本軍の現地司令官の独断で、配下の部隊を国民党軍…
国家は嘘をつく、個人の尊厳を守る為に立ち上がった老兵の戦いを追ったドキュメンタリー
最後に元戦友の自宅に向かい門前払いされるも、カメラに向かって「私の映画を撮っています」と説明する奥村さんの一言がジ…
旧残留日本兵の奥村和一のドキュメンタリー。加害と被害、両方の記憶を開示するとともに、自ら客観的であろうとする態度には感銘を受けました。
ただ主題はブレブレ。シーン毎での奥村の行動が、訴訟の証拠探し…
かつて従軍していた奥村氏の
「(私は)戦争を知らない」発言に
現代人として立つ瀬がなくなるドキュメンタリー。
そりゃもっとひどい戦地もあったでしょうが、
上を見ても下を見てもキリがありませんて……。…