生きる事について考えさせられる。
死ぬギリギリまで楽しく生きるか、
抗がん剤治療で延命し死ぬまでベッドの中で生きるか。
アルツハイマーっぽい父親を抱えていたから、この辺については意見がありそう。…
無医村という問題をベースに色んなメッセージ性が散りばめられているように思えた。村の英雄のように祭られる偽物のゆれる心理描写がすごく痛かった。疾走前の回想と疾走後を上手く掛け合わせ展開していく見せ方も…
>>続きを読む何が「本物」なのかを突きつけられました。「偽医者」でしたが、住民に愛される鶴瓶さん演じる伊野先生。現実の世界には「資格」はあるけど「心」のない「本物」がたくさんいるのではないかな。西川美和監督の脚本…
>>続きを読む話としては、面白い設定だと思うけど、主演の鶴瓶の演技が弱いなぁ。胡散臭さという点で、起用はわかるけど。
コミカルで軽い雰囲気で、ヒリヒリするような辛い場面はない。そういう方向性を選んで、この結末なん…
物語の時系列は、伊野治が村で唯一の医者をやっていた頃の日常パートと
少し進んだ、伊野治が失踪した事から始まる捜査パートが平行して進んでいく。
伊野が失踪した事から物語の幕は開かれる。
日常パート。…
街の人の多く?が、偽医者と知りながら鶴瓶さんを偶像として拠り所にしている。きっと、村の人にとっては、本物かどうかはさほど大事なことではなかったのかも。
これは、第三者だから言えることというのはもちろ…
最後まで観て、「ん?どゆこと?」となった。
それは観た直後には小さな違和感であったけど、その後モヤモヤと考えていたら、それが私の中では作品全体に関わってきてしまった。あのラストシーンがあるのとないの…
面白かった。
医者であると騙して搾取しているだけではなく、みんな薄々わかってたけどいないと困るから医者にさせてたという。生け贄にしていた、というのが良かった。
釣瓶は父親に認められたかったのかなあ…
•伊野治の治療は的外れなものも多くあっただろう。だけど高齢者の心の安定剤になっていた部分は大きい。”高齢者は足らんということを受け入れている”と伊野が言う。町の人が伊野治という理想の医者を求めた。
…
田舎の医者ってのは技術云々よりも人たらしか否かにかかっているような気もする。
田舎の医師というと秋田県上小阿仁村の医師いじめが記憶に新しい。
いくら技術が高かろうが、自分達が気にくわない人間だと排…