1975年のポーランド、ワルシャワ郊外の森の一軒家の古い屋敷で、91歳のアニェラは愛犬フィラデルフィアと暮らしといる。彼女のもっぱらの楽しみは双眼鏡で近所の人たちの生活を覗き見ること。
窓ガラス…
ポーランド映画。うーむ、90歳になった人間の時間の進み方をうまく表現しているように思えた、と書けば聞こえはいいけど、単に退屈なだけでした。たとえば、この映画では犬が吠えることで現実に戻るシーンがある…
>>続きを読む91歳の女優ダヌタ・シャフラルスカの奇跡のような美しさ! 悲しみに沈まず、孤独に屈せず、年老いてなお、堂々と、誇り高く生きる。こんなにも我がままで、意固地で、そして、チャーミングであり続けることがで…
>>続きを読むタイトルの通り木漏れ日が落ちる木々に囲まれた古い館に住むおばあさんの話。
パッケージはカラーだけどモノクロームの映画です。だけど、新緑の木々の色や庭で揺れる木漏れ日の暖かさも感じるような美しい映像。…
愛犬フィラよ。カーテン閉めて死ぬ準備を整えて、さあ、と目を瞑っても死ねない。誇り高き老女は薄情な血縁ではなく隣の音楽クラブに家を譲渡した後、温かい木漏れ日の中で昇天する。しかしポスターはどうしてこん…
>>続きを読むフィラの名演技!最後のフィラの表情が頭に残ります。
あと、全ての契約を終えてスッキリした顔でブランコを漕いでる老女も。
しかし、実年齢も91歳で、低いとはいえヒールを履いて背筋もシャキッと歩いてる姿…
珠玉の宝石のような輝きに満ちている。木洩れ日の家で余生を過ごす老女の日々がモノクロの映像詩で淡々と描かれる。小細工もご都合主義もない究極の自然体が味わい深い。一切の無駄がない構成と演出と映像美。演ず…
>>続きを読む「いいえ。
私は年寄りでは…。」
始めから観入ってしまいました。
主人公のおばあさんの心情を理解したく思いました。
おばあさんは一人暮らし。息子は年に2回会いに来ます。それ以外は犬と一緒です。ず…