ギリシア悲劇の『エレクトラ』を翻案に、姉弟の愛、母の父に対する裏切りなどを描いたヴィスコンティ作品。トスカーナ地方の古都を舞台にした、おぞましい過去を描いた。NYから夫を連れ立って帰省したカルディナ…
>>続きを読む【モノクロ映像を活かしたヴィスコンティの傑作】
ヴィスコンティが1965年に作り、同年のヴェネツィア映画祭で金獅子賞を受賞した作品。
アメリカ人の青年(マイケル・クレーグ)が南イタリアの旧家で…
原題『VAGHE STELLE DELL' ORSA...』
私の、ヴィスコンティ作品初体験は、不幸にも、高校生の時にVHSで見た『地獄に堕ちた勇者ども』である。とにかく長いし、まあ、デカダンな…
これさァ…ちょっと訳ありな家族でそれぞれ離れて暮らすことでバランスを保ってるのに、部外者が「良かれと思って」勝手に和解の場を設定しちゃって、大惨事になるやつじゃん。そのお節介野郎がアメリカ人なのも然…
>>続きを読む1965年 イタリア🇮🇹映画
ヴィスコンティ監督
名門家族の姉弟に隠された過去、唯一のミステリーというふれ込みだが、想像していたものとはだいぶ違った。
ヴィコンティの映画の中で、この映画を観る…
ユダヤ人家族の愛憎を描いた作品。
アメリカ人の夫を持つサンドラは長い間父の死に疑問を抱いていた夫と共にイタリアの故郷へ戻った彼女は、近親相姦的愛情を秘めた弟からの不穏な眼差しと、義理の父からの非…