フランチェスコ・ロージが描く戦場の狂気。無計画に、突撃を叫ぶ将軍(アラン・キュニー)。しかし、兵士はすぐに塹壕に身を伏せる。上官が滅入れに叛いた。反逆罪だ、と叫ぶ上官は撃たれる。そして誰かが銃殺刑に…
>>続きを読む相変わらずエキストラを大量投入した画面構成が神がかっていますが、にしても最初からずっと戦闘シーンが続くスタイルにしたのはもったいなかったと思います。
「シシリーの黒い霧」では要塞と化したシチリアの…
WW1イタリア戦線を題材にした社会派な反戦映画。
戦っている相手はオーハン軍だけど、描かれるのは自軍ーーイタリア軍内部。
将軍が繰り返し命じる正面攻撃に、不満を募らせていく兵と下士官。
不平不満を訴…
第一次世界大戦におけるイタリア軍vsオーストリア軍の戦いを描きながら、軍隊における理想主義の在り方・挫折、無謀な「総進撃」を指示する上官こそが「真の敵ではないか?」といったメッセージ性を持ったフラン…
>>続きを読む戦争の悲惨さや不条理感などを強く感じることが出来る作品ではあるのだが、回想録を基にしたせいか全体にぶつ切りでつながりが悪く、キャラクターが弱いので主人公と呼べる人が中心に来ない。
映像インパクトが…
最終的に勝利したもののイタリア王国軍の特に兵士にとっては過酷な戦争だった。将軍とかみんな門閥貴族だろ。あんな上官だったら自分もキレてしまいそうだが…上層部は兵士も武器や弾薬と同じように見てるのね…キ…
>>続きを読む