遠すぎた橋の作品情報・感想・評価

「遠すぎた橋」に投稿された感想・評価

クリスマスまでに戦争終わらせようとするけれど、クリスマスまでに戦争は終わらないし、橋も凄く遠い。
そして、橋爆破魔がいる。
粉雪

粉雪の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

戦争映画は好きじゃないけど、豪華な俳優陣と有名な作品であることに惹かれて何年ぶり?というくらい久しぶりに鑑賞。マーケットガーデン作戦は知らなかったが、こんな大規模な失敗してたのか。
戦争映画というと戦争の悲惨さだったり、敵の残酷さだったりが強調されることが多いけど、この映画は、ドイツ軍も連合国軍も敵は味方にあり、なんですね。ドイツ軍が殊更、残虐に描かれてはいませんし、連合国軍が美化されてもいません。共通しているのは、ドイツ軍も連合国軍もトップがボンクラで犠牲になるのは、いつも現場の名もない兵士達ということです。むしろここでは、連合国に比べてドイツ将校はそれなりに礼儀があったり、ボンクラ上司の命令に背いて橋を爆破しようとしたり、有能に描かれています。

当然のように巻き込まれて犠牲になる善良なオランダ市民達も同様です。アンソニーホプキンス演じるイギリス将校が問答無用で市民の家を基地として占拠するのは見ていて気持ちの良いものではありません。
オランダ地下組織の一員として勇敢に情報収集していた少年も、集めた重要な情報がダークボガード演じるイギリス将校に黙殺され、結果命を落とします。
この映画、部下はドンドン死ぬけど、連合国の将校はアンソニーホプキンスが捕虜になるけど、ほとんど生還するんです。負傷兵の避難のために、一時休戦を申し入れに行くのはローレンスオリヴィエ演じるオランダ民間人の医師です。ショーンコネリー演じるイギリス将校は、どうせ無駄だろうが、あなたがするのは勝手だ、と突き放します。ドイツ側は、反対もありましたが最終的に受け入れます。トップは現場の兵士や市民の事なんか、本当には考えちゃいない。そんな映画に思えました。ジーンハックマン演じる将校だけが、終始冷静に物事を見ていました。

多少強引に入れられた感のある、ジェームズカーン演じる軍曹のエピソードも、戦場で1人の兵士の命がいかに軽んじられているかよく分かるものになっています。命の保証をカーンに求めた兵士はそのおかげで一命を取り留めます。それがなければ、軍医でさえ、診察もせず、彼を見殺しにしていたでしょう。
レッドフォード演じる少佐も無謀な作戦を引き受け、死ぬ思いでやり遂げ、部下の半分を失ったのに、結局その努力も徒労に終わります。
ショーンコネリーが最後に8000人の部下を失った、と悔しそうに口にするのとは、重みが違って見えます。ダークボガードに至っては、何をか言わんや、です。

ラスト、ローレンスオリヴィエ医師と、負傷兵に家を提供した夫人が、子供達を連れて逃げていくのは印象的です。彼らが無事で済むことを祈らずにはいられません。
余談ですが、先日見たばかりのハタリ!に出ていたハーディ クリューガーをドイツ軍人役で見つけた時は嬉しかったです。
オールスター総出演!出演者が多すぎてわかりにくかったが、戦闘シーンとパラシュート部隊は迫力満点。
HO

HOの感想・評価

2.9

このレビューはネタバレを含みます

第二次世界大戦において連合軍最大の失敗とされるマーケットガーデン作戦の顛末を描いた作品。

昔「メダルオブオナー」ってゲームが家にあって、そこに「遠すぎた橋」っていうミッションが出てくるんだけれども、この映画のことだったんだなあ。ゲーム冒頭のミッションも「プライベートライアン」のノルマンディー上陸作戦のシーンそっくりだったけど、他にも映画から引用してたんだろうか。

冒頭、多くの人が作戦に疑問を感じていたのに、最高指揮官の見栄とか、部下のことなかれ主義とかが相まって、結局作戦が結構されてしまう。サラリーマンみたいな展開だった。人の命を預かってるのにそんな決め方するの??と思ったけど、案外そんなもんなのかも。

淡々と進む上に長めなので、歴史好きとか予備知識がある人でないとちょっと飽きる。ドキュメンタリーと思って観た方がよいか?パラシュート降下のシーンは圧巻。
のり

のりの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

第二次世界大戦中の末期に行われた、ベルギー、オランダに対しての連合軍の大空挺作戦、当初ドイツの足がかりの為に各橋の確保してベルリンに進撃、クリスマスまでにはせんそを終わらす予定だった…

ストーリー
ノルマンディー上陸作戦から3ヶ月後の1944年9月、潰走するドイツ軍を追撃していた連合国軍の補給線は、600キロにも伸びきってしまい、連合国軍は戦力を二分し、ジョージ・S・パットン中将率いるアメリカ第3軍は南方ルートで、バーナード・モントゴメリー元帥率いるイギリス第21軍は北方ルートで進軍していたため、どちらの補給を優先するかの問題も浮上していた
シチリア上陸作戦以来、パットンに強いライバル心を抱いていたモントゴメリーは、後の歴史家に彼最大の汚点と言われた「マーケット・ガーデン作戦」を立案、連合国軍最高司令官アイゼンハワー大将を説得し、彼は政治的配慮から、結局この無謀な作戦を承認する事となる…

この作戦は、3個空挺師団(英第1、米82、米101)と1個空挺旅団(ポーランド第1)が敵中深く降下し(マーケット作戦)、ベルギー・オランダ間の5つの橋(Oversteek、Waalbrug、その他に移動式Bailey bridge)を占領、橋頭堡を築くことで機甲軍団(英第30)が駆け抜けて(ガーデン作戦)、一気にライン河を渡りオランダを解放してドイツの喉元にクサビを打ち込んでベルリンに侵攻し、クリスマスまでには戦争を終らせるという思惑だった
連合軍は、天候や情報の錯綜に苦しめられながらも、第3の橋の占領まで成功するも…しかし、第4の橋の攻略の頃から、作戦の無謀さが露呈し始め、戦闘は悲惨さを増していく…

俳優陣も豪華なキャストとが演じて
ローレンス・オリヴィエ、エリオット・グールド、マイケル・ケイン、ダーク・ボガード、ショーン・コネリー、アンソニー・ホプキンス、マクシミリアン・シェルが出演

兵器類は、レオパルト1やAMX Mle.61自走砲、Spz装甲車といった車両が外観の一部を改造してパンター風の戦車や自走砲として登場した他、四輪駆動車やトラックを大改造したハーフトラック風のレプリカが多数制作されて用いられている、やはりドイツ軍製の戦車ともあり、見た目、迫力はありました、イギリス軍の対戦車ロケットのピケットも出てくる珍しい作品です

キャストが豪華でしたが、配給はイマイチだったようです…
文弥

文弥の感想・評価

2.0
CG映画ではないのに派手な演出が出来ているという見方もできるが、必要以上に派手な演出がリアリティや構図なども無視して繰り返されるのはどうかと思った。無駄なシーンも多く間延びする。
まだ字幕で映画を見慣れてないころに観て、字幕の文字は多いわ、複数の橋の状況が並行して描かれるわで、もう何が何だか。私にとっては多すぎた橋…大人になって見直した。好きな映画。
空挺降下のシーン凄かった。あの数の落下傘が大空に次々と開くあのシーンを実際に撮ったんだと思うと本当に凄いですね。

キャストが豪華すぎてキャラ立ちしてる人物が多い上に各国各軍各地点ごとの出来事を描写するのでちょっとゴチャっとしてしまったイメージ。
もう一回見て整理したいです。
 名優オールスターで送る超大作。
 
 モントゴメリー最大の失敗であるマーケットガーデン作戦を描いている。登場人物が多く、3時間近い映画であるため予備知識があれば更に楽しめる内容。
 作戦の無謀さ、連合軍内の政治的攻防、戦争の悲惨さが感じられる。
 テーマ曲、ラストシーンが個人的に好き。

 連合軍のヨーロッパ侵攻の始まりであるノルマンディ上陸
→「史上最大の作戦」「プライベートライアン」
 モントゴメリーがライバル視していたパットンの活躍を見るなら
→「パットン大戦車軍団」
 ヨーロッパ侵攻の一部始終やらドラマになるが
→「バンドオブブラザース」
KOU

KOUの感想・評価

3.5
豪華キャストと迫力満点の戦闘シーン、そして大人数の降下シーンが印象的。
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