原爆輸送戦艦インディアナポリスを撃沈した潜水艦イ-58の話。だが、インディ号撃沈はあくまでストーリーの一部でしかなく、人間魚雷「回天」の活躍にスポットを当てている。
原作は、そのイ-58の元艦長らの…
昨日、瀬戸内の大津島に渡り回天記念館を訪ねたので、それを題材にした本作品を観た。回天の開発の経緯までは語られていなかったが、回天の搭乗員や彼らを運ぶ潜水艦の乗組員の心情がよく伝わってきた。今の世界情…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
戦後11年、1956年の作品
戦争で亡くなった兵士は全てヒーローなのだと、現代価値観で観ると戦争讃歌な映画に見える。
しかし、戦後10年程のまだまだ傷が癒えない人も沢山いたであろう時代に、戦争を批…
大勢のエキストラを使ったシーン、空撮の大掛かりな撮影、
丁寧な構図やセットなど見るべきポイントがたくさん。
これが、終戦後10年で製作された事に驚く。
作品を通して、訴えたいこと、言いたいことがあ…
2021-07-05記。
裕次郎のアクション映画のひとつ。
回天を積んだ潜水艦での戦闘シーンが多く、訓練や出撃前夜のシーンなどはない。
非人道的な特攻兵器であることについては、前年の『人間魚雷回天』…
呑気だなぁ。やっぱり最近の太平洋戦争の映画にある悲壮感はあまり感じられない。
特攻隊員の4人はかなり特別待遇。序盤で叱言は言われるけれど、船長も全員も優しい。
短いので、そこまでの葛藤も展開もない。…