このレビューはネタバレを含みます
戦後11年、1956年の作品
戦争で亡くなった兵士は全てヒーローなのだと、現代価値観で観ると戦争讃歌な映画に見える。
しかし、戦後10年程のまだまだ傷が癒えない人も沢山いたであろう時代に、戦争を批…
大勢のエキストラを使ったシーン、空撮の大掛かりな撮影、
丁寧な構図やセットなど見るべきポイントがたくさん。
これが、終戦後10年で製作された事に驚く。
作品を通して、訴えたいこと、言いたいことがあ…
2021-07-05記。
裕次郎のアクション映画のひとつ。
回天を積んだ潜水艦での戦闘シーンが多く、訓練や出撃前夜のシーンなどはない。
非人道的な特攻兵器であることについては、前年の『人間魚雷回天』…
呑気だなぁ。やっぱり最近の太平洋戦争の映画にある悲壮感はあまり感じられない。
特攻隊員の4人はかなり特別待遇。序盤で叱言は言われるけれど、船長も全員も優しい。
短いので、そこまでの葛藤も展開もない。…
戦争映画の芦川いづみ観る1
1945年7月
グアム方面へ向かった人間魚雷
回天積んだ伊58潜水艦内部の話
森雅之演じる橋爪艦長が戦後
アメリカで喚問受ける所から始
まる
このオープニング何だろ…
兵士が魚雷を操縦し敵艦に突っ込み損害を与えるという作戦だという。当然その兵士は死ぬ。神風特別攻撃隊と並んで邪道と言おうか非道と言おうか、そんな大作戦。成功率も、つまり命中率もかなり低かったそうだ。
…