サクラ花の作品情報・感想・評価

「サクラ花」に投稿された感想・評価

Kazuchan

Kazuchanの感想・評価

4.0
死ぬ覚悟って…なんなのだろう…

令和元年、2019年
だからこそ!見てみようと思った。
見なきゃいけないなって思った。

失礼だけど、
無名の(ほぼ)俳優さんばかりだから、フィルターを入れず見られ、入れた。
その中で機長の緒方直人さんが、しっかり!画面を引き締める👍🏻

監督の昔の映画🎬オールナイトロングを少し思い起こさせる、、リアルな血
どんどん血に染まっていく機内が、臭って来そうで…とてもリアルに感じられる。。

私の青空

その曲を基軸にしたいのはわかるし(あと、美しい花)、良いのだけれど、個人的には 兎に角!美しい空の表情の数々、、其れが胸の奥を ぎゅっと!締め付ける…涙が止まらなくなった。

こんな事は二度と繰り返してはならない。

二度と!

そう素直に思わせてくれる良い映画でした。
 目の前にあった笑顔が次の瞬間血に塗れ消え失せる。1人目の犠牲者が出た直後から、逃げ場の無い空間に次は自分かもしれないとする死の恐怖が一気に充満する。

 この1人目の犠牲者としてムードメーカーでありおにぎりを旨そうに頬張る三瓶はこれでもかとうってつけだったのだが・・・少しだけ苦言を・・・

 桜花輸送の任務遂行に当たり、輸送機として使用する一式陸攻の軽量化を図った。必要最低限の装備でさえも例外なく取り去った。この事実から鑑みるとある場面。

 任務遂行の最中見舞われる非常事態に、1.2tの桜花を運び届けることが何よりも優先すべき任務だからと機体の軽量化をさらに図ろうとする場面がある。使えない荷物は捨てる去るのだと。

 人の命を天秤にかけるわけではないし、この場面において誰が適切だったかや誰であるべきであったという話ではないのだが…

 ここで三瓶という人間が私にはどうしても別の意味でチラついてしまった。彼は「元祖!でぶ屋」という番組にも顔を覗かせていたと思うのだが、・・・何を言いたいのかというと…え~まぁ彼は言わば太ましい人間である。

 人の命の尊さ重さというものを物量にカウントするのは何とも馬鹿げた話であるのはもちろんであるが、三瓶という存在で人間の重さつまり体重というものに意識が向いてしまうのである。確かに“重い”かもしれない…と。

 ここは映画としての演出上もっと華奢な人間によってその程度の重さなら大して支障は無いだろうという見せ方もできたのではないか…と心の隅で思ってしまった自分がいた。

 私個人のコンプレックスもあるんだろうな・・・
ノブタ

ノブタの感想・評価

4.0
この物語は、太平洋戦争末期に特攻兵器として登場した『桜花』に関するものである。

一式陸攻の腹下に懸吊されて「桜花」は敵艦近くまで運ばれ、近づいたところで桜花に搭乗員が乗り込む。
その後、ミサイルのように切り離され敵艦に体当たりしていく。

この映画では、一式陸攻が敵艦殱滅に向かい、桜花を発射させるまでがメインとなっている。

10名ほどのキャストしか登場しないし、上映時間も90分程度と短く、ほぼ一式陸攻で桜花を運ぶシーンとなるが、とても生々しさが伝わってきた。


機長役の緒形直人が最高だった。
短い時間の映画で、ほぼ機内のみだったのが、自分も同乗している気分になれた。
いつ攻撃されるか分からない。
武器もない、こうまでしても任務って遂行しなきゃならないのか?
怖かった。
「あの頃は、こんな風になるなんて思ってもなかったよな?」
ってセリフに涙がでてきた。

低予算だと思うが良くできていると思う。できれば桜花にのる少年のドラマが欲しかった。

しかしいつも思うのだが、こういう映画は若い世代に是非とも観てもらいたいのだが、10代、20代は全くいませんでした。(野火、サウルの息子、二つの名前を持つ少年、アンブロークン)どれも観客は年齢高め、今回は、永遠の0にも話が出ていた桜花の話でしかも18、19歳は、500円だというのに

劇中のセリフのように、10年20年たって「あの頃は、~」なんて言いたくないんですね
unichin

unichinの感想・評価

4.2
90分丈、ほとんどが特攻機を搭載した戦闘機の中で繰り広げられる戦争ドラマ。「ボタンの掛け違いで・・・。」「こんなことになってしまうなんて」作中、戦闘員たちの言葉です。特攻をテーマにしながら、反戦のメッセージを感じます。傑作!