ゼロ・ファイター 大空戦の作品情報・感想・評価・動画配信

「ゼロ・ファイター 大空戦」に投稿された感想・評価

mh

mhの感想・評価

-
やすいタイトルだし、加山雄三主演だし、そんな面白くないんだろうと思って再生したら、かなりよくってびっくりした。
ブーゲンプル島ブインのゼロ戦基地の航空隊が舞台。
零戦とロッキードP38(三胴の機体)の空戦もウリ。
佐藤允は相変わらずいい感じだし、航空隊と参謀部の対立というのも珍しくていい。
白黒映画なことも手伝って、円谷英二の特撮も良かった。
DVDに収録されてるパンフレットによれば、八丈島で撮影して、五機の零戦を一千万円かけて作成したとのこと。
パンフレットの収録、まじありがたい。

このレビューはネタバレを含みます

https://umemomoliwu.com/zero-fighter
ミノリ

ミノリの感想・評価

4.0
南方戦線の零戦乗りたちを主人公とした戦争娯楽作品。ところどころ笑えるシーンがありながらシリアスな場面もあり、テンポ良く進んでいく。森谷司郎監督の初監督作品というが、クオリティ高い。
知的で冷静な九段隊長(加山雄三)と、血気盛んで勇ましい加賀谷(佐藤允)、まだあどけなさの残る前田、などキャラ付けがはっきりしているところは、これまで観た戦記映画とは違う点。また、人気絶頂の頃の加山をキャスティングしているためか、「幸せだなぁ」ポーズやギターでの弾き語りなどの「お約束」があり時代を感じた(これまた意外とうまく溶け込ませていて、森谷監督の腕を感じた)。
特技監督は円谷英二。最後の作戦での空中戦では、日米飛行機が入り乱れてのドッグファイトで見応えがあった。

このレビューはネタバレを含みます

二回目。
「俺は生きて帰るぞ!」
明日の命も保証されない飛行機乗りの男たちの話。
雰囲気は暗すぎず、テンポよく90分で纏められてて俳優さんも格好いいし、戦争娯楽映画が初めての人にも見やすいと思います。

持て余してる爆弾を使ったり、作戦執行よりも部下の命を優先したりと先進的な九段さんと、
日本刀を持ち歩いて飛びたい飛びたい言う無鉄砲で好戦的な加賀谷さん。
最初から最後までかみ合わなかったけど、最後は九段さんの遺志を受け継いだ加賀谷さんの姿がまぶしかった。


人を使い捨てにしないように、被害を最小限にしようとする人も現実はそうは行かない。有能な人も死んでしまう。勝利を収めたくても勝てない。あまりに敵が大きすぎる。
生きて帰ろうとしても命が運に左右されてしまう。物語が終わってからだって、あんなに優秀な加賀谷さんでも次も無事に帰還出来るか分からない。
笑えるタッチの日常との間に見え隠れする、どうにもならない現実が突き刺さった。
戦争娯楽映画+特撮、2つの魅力が存分に詰め込まれた作品。

ゼロ戦の特撮は、ゴンドラでのパイロット視点の爆撃や吊り糸を使った編隊の映像が素晴らしい。
キャストは加山雄三、佐藤允ら戦争娯楽映画の常連たち。
加山の役どころは命を受け取った隊長という点で「~西へ」と似ているが、今作はあくまで合理的な作戦実行に徹しているのが異なるところか。
戦争映画ながら、加山がギターを弾くシーンがあるのもイイね。
ハテナ

ハテナの感想・評価

3.0
観た日:神保町シアターのイベント時に鑑賞(2013/7/14?)
MayumiM

MayumiMの感想・評価

2.9
山本五十六亡き後の南方戦線が舞台の、零戦乗りの野郎達と新任隊長の物語。戦争映画というよりも青春 (?) 映画的な雰囲気を感じるのは、やはり主役が若大将だからかも (笑)。
ともあれ、クライマックスであるハズの駆逐艦によるガダルカナル上陸作戦がそれを援護する零戦隊の活躍に的を絞ってしまったために、尻切れトンボ状態になのが残念。特に零戦のエンジンを載せて飛び立った紫電がケッキョク何もしないで帰投してしまうなんて、もったいなさ過ぎる……。

ソレにしても、どいつもこいつも命令違反当たり前というのは色んな意味で如何なものか。特に廃棄処分したハズの乱数表を隠し持ってるって、憲兵がいたらスパイ行為とか難癖付けられるレベルなんじゃ…… (苦笑)。
Ideon

Ideonの感想・評価

3.5
敗戦目前の南方戦線を舞台にこんな活劇も作れるんだと感心した。圧倒的な米軍相手に頭脳戦で挑むゼロ戦隊、キャストも軍人顔ばかりで佐藤允や藤田進など軍人が役者をしているようだ。円谷英二の特撮もミニチュア、操演、プロペラの合成など見事な出来映えだ。ストーリー展開もテンポが良く、余計な悲愴感を煽ったりしてないのが良い。
92分と短い時間で、零戦の空戦や人間ドラマをまとめられてました。脚本が素晴らしい映画とはここいうものをいうのだなと感じました。戦いで、感傷的になってはならない、無用な精神論の愚かさ等、太平洋戦争の教訓を教えてくれるようでした。また、モノクロだからでしょうか、独特の緊迫感が伝わってきました。太平洋の嵐や連合艦隊ほどの大作ではありませんが、観ておきたい1本としてオススメしたいです。
なんか昔の邦画戦争映画を適当に選んだら確実に3つに一個は佐藤充でてる。あんなに 最前線のベテラン兵 感がでてる俳優なかなかいない。
この映画でもやっぱりベテランパイロット。新しくやってきた怪しい隊長とともに戦いまくる。
ただのアクションものと思ってたけど最後普通に悲しくて泣いた。このパターンせこい