監督・脚本 陳果(フルーツ・チャン)。大陸から香港に出稼ぎにやって来た娘。バイタリティにあふれたキャラクターは、森崎東の女たちを思わせる。香港の路地裏の猥雑さ。ネン本をコンスタントに発表する陳果。毎…
>>続きを読むあったかい国で稼ぎに集中してる時と寒い故郷にいるときの心のコントラストがあまりにもリアルというか、これを描けること自体に敬礼でよ。音楽の使い所も、下手したら臭くなるのに、泣いた。
なんかピュアに見せ…
初めて観て以来、洋画のオールタイムベスト入り作品だったのだけど、時が経つと「あれ?」という感じに。特に舞台がガラリと変わった後半は、ちょっと弛み気味。タイトルが表す主人公と少女の交流に、もう少し重き…
>>続きを読む“果”転じてFruitなのね。
英語圏に移民する中国人はクリスチャンネームを持っている場合が多いが、殆ど英語教師につけてもらうそうだ。
ドリアンは未だ食したことが無いと思う。
ジャックフルーツはあ…
中国の農村牡丹江から香港へ出稼ぎにやってきたデリバリーヘルス嬢のイェン。就労ビザの期限が。
ひとつの小道具が全編通してポイントとなる作品は基本好きですがタイトル通りそれが臭いフルーツでお馴染みのド…
ドリアンを単なる香港の名物として出すだけではなく、その異臭(厳しさ、過酷さ)と甘さ(お金、都会、名声)を香港の比喩として成立させており、中国東北部という舞台の中で映画のテーマを表現する役割を果たして…
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