キアロスタミ映画を観始めた頃からすると、新鮮さは薄れたものの、相変わらずどこを切り取っても絵葉書になりそうなイランの風景。起伏があらわな山々、波打つ麦畑、サンドベージュの壁にトルコブルーの扉や窓+ゼ…
>>続きを読むイランの巨匠アッバス・キアロスタミの作品。
映画なのに映画じゃないような、ドキュメンタリーともまた違うような、まるで自分も最低限の荷物で旅に出て、山村で過ごしているような感覚だった。
特別、何か起こ…
砂っぽいサンドベージュにペールブルー・ロイヤルブルーの色味がすごく映える。それが見られる時間が長いのが嬉しい。着てるシャツまで色味合わせちゃったりして。
もちろん広大な自然も含めて、今まで見たキア…
延々と…。
本題にたどり着くまでがとても長ったるい…。
この延々と引っ張る演出に、ただただひたすら耐えて、最後になって監督がこの作品で描き出したかったものを知ることが出来る。
ある種の苦行ですよ、…
動画配信にてアッバス・キアロスタミ監督の「桜桃の味」(1997年)、それと本作を続けて鑑賞してみました
では早速感想です
どちらの作品も、“死”をテーマに描いている、にもかかわらず予定不調和な展開…
(C)1999 MK2 PRODUCTIONS-ABBAS KIAROSTAMI