本当に人の気持ちを考えたら技術的な成長はできないと思ってしまう
一方で、それだけが成長とも言えない
共同体を作って生活する人間は複雑で難しいが、それは別の言葉でいえば可能性がいくらでもあるという…
何ということが起きるわけではなく、ただゆったりと時が流れる
死を待つという不謹慎極まりない主人公だけど、事故で死にかけてる人を真っ先に救助する姿は、報道マンではなくただ1人の人だった
ジャケットに…
電波も届かない田舎の村で、「おばあちゃんの死」というイベントがなかなか訪れず、焦る主人公以外はのほほんと日常を暮らしているので、これが一種のコメディであることにしばらく気付かなかった。この映画の独特…
>>続きを読む葬儀を撮影するため
やって来たはずなのに
いつになってもその時は来なくて
子供に尋ね
墓掘り人と語らい
向かいの妊婦と話す
少しずつ村に同化していく
焦る心をからかうかのように
今日…
このレビューはネタバレを含みます
村や風景、カメラの構図が美しい。
何も起こってないようで、小さく村は動いていて、主人公も静かに変化していたり、何気ない会話の中にもハッと気付かさせる何かがあったり。
やっぱり、キアロスタミ監督、…
最近知り合いに教えて貰い、アッバスキアロスタミ監督作品をちょこちょこ観ていて、どれも大好きなのだけど。
今作は何だかど直球で、せわしなくて、中々好きになれそうにない。電話をする度に電波の届く場所まで…
(C)1999 MK2 PRODUCTIONS-ABBAS KIAROSTAMI