風が吹くままに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『風が吹くまま』に投稿された感想・評価

アッバス・キアロスタミ監督・脚本・製作。テレビクルーが、珍しい地方の儀式の撮影に訪れた村。実は葬儀の儀式を撮りたいのだが、あてにしていた老婆はなかなか死なない。今日も元気だ、困ったな。
シアターコク…

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mac
4.0

キアロスタミの映画はとにかく風景が美しい。
ひとの死を待ってそれを取材するなんてくだらない仕事だとは思うが、振り返るとそんな映像をいくつか見てきた。あれらの背景も似たようなものだったのかな。
死にそ…

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アッバス・キアロスタミマラソン#6

6作目ともなるとこの見慣れた景色街並みに愛着に近い感情湧いてくる。
寂しい。
郷愁の味。
3.5

生と死を巡る
人間模様。

前作「黄桃の味」でも描かれた、生と死に垣間見る、対極ではない表裏一体の関係性は、より文化的なアプローチに形を変え、それは顔の見えない人々とのつながりであり、そこには死を想…

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3.8
すべてが美しい写真の連続のよう。
ゆったりと流れる時間、村の営み。
どうやったらこんな映画が撮れるのか。
saru55
3.9
まさにタイトル通り「風が吹くまま」。コメディは日常の延長線上にあるのだと、強く感じる。
この監督の作品の中で一番自然体。

イラン作品です。
テヘランからクルド系の村に訪れた主人公たち。
人が死んだ時に行われる彼らの風習をカメラに収めるという目的のために訪れたものの、死期が近いと言われていた老人がなかなか死なず、その死を…

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uni
3.5
丘にへばりつくような白い村に、青い扉が印象的。
貧しい村、緩やかに流れる日常に新聞記者くらい似合わないものはないね。

1999年、イラン/フランス、ドラマ。

キアロスタミ作品、再鑑賞。

テヘランからクルド系の小さな村を訪れたテレビクルー達。独自の風習で行う村の葬儀の取材にきたのだが、危篤状態の老婆の死を待機する…

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3.7

このレビューはネタバレを含みます

特に何かが起きるわけじゃなく、同じような退屈な日々の繰り返し。けれどほんの少しずつ変わってゆく、死に対しての向き合い方や村人たちへの想い。イランの北部に住むクルド人たちの暮らしは豊かではないけれど、…

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