ポエトリー アグネスの詩(うた)の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ポエトリー アグネスの詩(うた)』に投稿された感想・評価

『バーニング 劇場版』からのイ・チャンドン監督の流れでの配信鑑賞。

思っていた以上に重たい物語だった。ほとんどが主人公の女性を視点人物とするショット(いわゆる主観ショットだけには限らない)で彼女が…

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moto
3.7

詩を書くために世界の美しさを見出し感興を得ようとする「高尚」な心(決してそうではなく、あくまでも不器用な下心のようにもみえた)とあまりにもシビアすぎる現実との板挟みになって苦しんでいるように見えた。…

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の
-

必死に歯を食い縛って生きている人を描きつつも、当人にしか分からないであろう領域は他人のまま、故に深い悲しみに面するほど、カメラは被写体から遠退いていく
家の中のカットはいつも揺れていて、緊張感があっ…

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詩の講習、孫の虐め、アルツハイマーの3つが全て複雑に絡み合う
最後は単純に繋がって終わる
画像、音楽、構図もきれいで観やすかった
juri
4.5

イ・チャンドン監督作品は「オアシス」が途中しんどくなってやめてしまったきりです。
他の方も言われてる通り、見終わってからしみじみ効いてくる映画でした。
なんというか映画の作りとしては直接的な表現では…

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なんて素敵な空気感だったんだろう。スローな感じが心地よかったのか不穏な空気もあるからか、とにかく飽きなかった。
自分だったらブチ切れそうなところが途中いくつもあったけど、なんとも言えない雰囲気で、認…

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空虚な心で何かを見出そうともがく人

誰かを支える"だけ"の人としての主人公
漠然とした寂寞感
能動性のない単調な日常
自分の内面から溢れ出る強い感情や哲学がない

「詩は目で見て書くものです、人生…

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走る少年など、ラストカットが美しさの羅列すぎる。映像で詩を書くとはああいうのを言うのだろうな。

イ・チャンドンの撮る物語はいつも滑稽さと深刻さの重力が適切で、ジェットコースターよりも遅い速さで繰り…

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TM
3.8

相変わらず救いがないし、いっときも油断できない緊張感が続く

しいて言うなら何も言わずに警察の車に乗せられる孫に少しだけホッとした
卑猥な刑事とのバドミントン

よく見ること
詩を書ける人(書こうと…

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詩作のカルチャースクールに行く老女と女子中学生の自殺と孫息子のお話

「詩は目で見て書くものです、人生で大事なのは見ること」

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