死ぬほど映像化されている「花と竜」の日活(石原裕次郎&浅丘ルリ子)版。明治30年代、石炭産業華やかなりし北九州を舞台に、実在した親分の玉井金五郎がのし上がってゆく話。つくづくこういう快男児の一代記が…
>>続きを読むKAAT 長塚圭史演出 花と龍鑑賞記念
3年ぶりに見直す。
舞台版では吉田親分が金五郎に、いずれクレーンで石炭を積むようになったらゴンゾはどうする、時代とともに変わっていかなきゃならないと諭す。…
任侠映画といえば東映、その先駆けとなった「人生劇場飛車角」よりも、実はこっちの方が先らしい。なんなら、東映は舛田利雄監督を引き抜こうとしたんだとか。ふーん、明治時代の”太陽族”ってコンセプト。裕次郎…
>>続きを読む時代は明治、日露戦争前後、玉井金五郎(石原裕次郎)はブラジルで一旗あげようと思っていた。
港で石炭運びをしていたとき、気の強いマン(浅丘ルリ子)と出会う。
人望があり、いつの間にか仲間が増えていき、…
「ひとりぼっちの二人だが」の舛田利雄1962年監督作品。「どぶろくの辰(1962)」の井手雅人脚本。
火野葦平原作“花と龍”の映画化。石原裕次郎28歳、浅丘ルリ子22歳主演映画。
石原裕次郎を観よ…
日露戦争凱旋の提灯行列を観ていたら「二百三高地」を思い出したが、その舛田利雄監督は、任侠世界の火野葦平原作を石原裕次郎、浅丘ルリ子による明るく爽やかな青春映画に変貌させ、その万能の手腕に程々感心した…
>>続きを読む仁義の世界にいまいち不釣り合いな石原裕次郎の肉体。ぽにょぽにょしている。迫力というか佇まいというか、ギラギラした裏社会を生き延びるほどの説得力がない。どれだけ斬られて刺されても不死身な終盤、病室の低…
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