玄海遊侠伝 破れかぶれの作品情報・感想・評価

「玄海遊侠伝 破れかぶれ」に投稿された感想・評価

一

一の感想・評価

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とんでもない魅力をふりまく安田道代と待ってましたの東映感をふりまく天津敏。
shibamike

shibamikeの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

お竜ーーーー!!!(号泣)

全俺が泣いた。
北九州の怖い人達のお話。
北九州には「若松」という場所があって、その土地を吉田磯吉という実在の人物がまとめていたらしいのであるが、その人物を勝新が演じて、悪いことしようとする組と喧嘩したりする吉田磯吉の伝記的映画。
この吉田磯吉という人は最終的に国会議員にまで登りつめたらしく、近代ヤクザの祖とからしい。そもそも近代ヤクザって何よ!

自分の半生の脳ミソでは映画の細かいところが分からず、結構ボーッとしてしまったのであるが、殴り込みを仕掛けるシーンで男達が命を顧みずに気勢をあげるところとかはブルっときた。

そして、何より磯吉と結婚できなかったお竜が切なかった。磯吉の姉貴が臨終間際に余計なこと言うから!と自分はヤキモキしたが、男と女の惚れた腫れたは切ないとぉ(博多弁)。
磯吉と結婚の誓いをした夜には「若松ってホントに良いところねえ!」とキラキラだったお竜が、数年後、磯吉が他の女と結婚したことを知ると「若松ってホントに汚いところねえ…」とこぼす。
お竜ーーーーー!!
こらえてくんさい、こらえてくんさい!(何弁?)
大野

大野の感想・評価

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持続的な暗闇の中でも、絶妙な距離感を観客が感知できる。
@シネマヴェーラ
前半は年月の経過をとんでもないスピードで進めるのだが違和感なくまとめてるのが上手い。
流石にマキノだ。

後半から室内で人にカメラが寄るときやけに揺らすようになる。
撮影が牧浦とは思えないくらい安っぽいが、ラストの討ち入りの街灯は良い。
討ち入り直前の敵に囲まれながらの集会の造形は出色。
mitakosama

mitakosamaの感想・評価

3.3
スカパーにて。巨匠マキノ雅弘の監督作で東映時代に作った「日本大侠客」のセルフリメイクだそうな。
主役の勝新は“吉田磯吉”なる、北九州の炭坑産業で活躍した、実在の俠客だそう。

実在の人物だし、エンディングで現在の銅像も映っているので、相当影響力があった人物っぽい。
ヤクザとはいえ、義理人情に熱い正義との人だと描写されてはいる。
しかし勝新の演技に氏の持つ破天荒さのイメージが強く、キャラが浮世離れし過ぎて、ものすごいフィクショナルな感じ。
映画の脚色もあるだろうし、実際はきっとこんな人物じゃないだろう、と思われる。

冒頭は韓国で始まる。憲兵に虐げられる朝鮮人を救う磯吉。相棒役に松方弘樹も登場。
北九州に帰り石炭詰みの労働者に慕われる磯吉。実家の料亭はヤクザ家業を嫌うが磯吉には目をかける。姉役に京マチコ。
政界と繋がり労働者から搾取をしようとするヤクザに磯吉の怒り爆発。

敵側に囲われている芸者に安田道子。超綺麗。眉毛が刺さりそうな程に尖ってる。敵だが磯吉に入れあげ影でバックアップする。
キップが良くて甘え上手、しかも九州訛り。これは男は落ちますわ。

正直言って任侠物としてはありきたり感はある。安田道子が一番の見所でしたな。
安田道代(素晴らしい!)が自死して、本丸の出入りはどうなったー。まあいいけども。セットや夜の暗さなど、大映は大映の良さがあるなあと思う。
とも

ともの感想・評価

4.0
日本大侠客を思い出しつつ…
天津敏どこで出てくるかなーと思ってたら、ここか!!!
'66東映『日本大侠客』のリメイク。
端正な画をシャープなカッティングで魅せる大映流のやり方が、マキノの躍動感を殺してしまっている。でも相変わらず役者は活き活き撮れている。
闇の美しさはさすが大映技術部。
mstk

mstkの感想・評価

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2014/12/02
『玄海遊侠伝 破れかぶれ』。高倉健も菅原文太も文句なくカッコいいが、それでも男っぷりで勝新に勝る者はない!弾丸を一発残したが故に行き違う事になったとしか思えない安田道代との縁。恋慕を身をよじらせ「お乳が痛か」と押さえた乳房を自ら撃ち抜く、彼女の映画でもある。
YosinoLee

YosinoLeeの感想・評価

2.5
勝新が修羅の国、北九州で侠気を見せまくる。色んな人が勝新の侠気にメロメロになるが、中でも安田道子が半端無い。勝新に告白するシーンで観ているこっちがメロメロになる。そしてフラれるシーンでの台詞に更にメロメロ...もう、笠原和夫の脚本にやられっぱなしである。
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