主演の藤純子を中心に、見事な出演陣がそろっている。当時の東映の力の入れっぷりが分る。
物語自体は、綺麗にまとまっている。野心的な冒険も特にない。藤純子を引き立てるために構成されているといってもいい…
九州の炭鉱町。金子は惚れた芸者に相手にされず、芸者が肩入れする競合する炭鉱会社に嫌がらせ。果てはダイナマイトを仕掛けて死人まで。健の殴り込み。藤純子演じる芸者の気風の良さ。だが、山下美学は、『鉄火芸…
>>続きを読む女芸者の、団結力。『シンジ』の、曲げない信念から、その団結力が、生まれ、日本の女性は、強いなぁ~と強く感じました。女性って、本来、か弱い者じゃなく、男尊女卑に耐える、強い者。それが、分かる作品ですね…
>>続きを読む藤純子パートだけ見てると意外とストライキの場面が丁寧に描かれてる作品に思えるのだが、最終的に金子信雄演じる悪党を始末しに行く高倉健の出入りが藤純子の連獅子と重ねられる事でいかにもヤクザ映画らしいラス…
>>続きを読む舞踊,宴会,軍人,大臣酔っ払い,頭お猪口殴り,九州博多,信次奴,お座敷遊び,芸人,部屋呼ばれ,棟梁島田清吉来訪,下戸,山売り断り,女郎足抜き,逃がし,花田炭鉱迷い込み,匿い,大須賀炭鉱訪問.手打ち式…
>>続きを読む2人ともめちゃくちゃ格好いい。
惹きつけられる。
スターってこういう事か。と思い知る。
芸者さんたちがスト起こしたり、セクハラに女性が怒ったり、利権で動く地方の実力者と庶民がたたかったり。。今みて…
《たかが芸者の分際で》
〝帝国陸軍を侮辱したな。謝罪ではすまんぞ!〟〝たかが芸者にも人としての意地もあれば誇りもございます。それを踏みにじってまで御成敗すると仰せなら喜んでお受けいたしましょう!〟
…
藤純子主演。シリーズ第1弾。
男の勝手な振る舞いを許さず、例えそれが軍人であっても反抗する芸者・信次。
そんな彼女はある日、手広く炭鉱を経営していた大須賀の座敷を放っておき、たった10円しか持たな…