三浦綾子の同名クリスチャン小説(1968)の映画化。身を挺して乗客を守り殉職した鉄道職員の実話を元に脚色。監督は「古都」(1963)などの名匠・中村登。
1909年(明治42年)北海道。鉄道職員の…
実際に起きた鉄道事故を基にした物語とのこと。
他の乗客を助けるために自らを車輪止めにするという常軌を逸した自己犠牲。そこに至るまでの半生をしっかり描いているのでより凄惨に心に残る… 後味は悪いけど…
明治42年2月28日、宗谷線塩狩峠で連結器が外れ暴走し出した客車を身を犠牲にして停車させた長野政雄の実話を基に小説にした三浦綾子原作の映画化。クライマックスに至るまでは主人公永野と幼い時からの友人兄…
>>続きを読む●塩狩峠(1973年日本。中野誠也)
明治42年2月,鉄道会社に勤める永野信夫は事故で殉職する。
彼が命を落としたのは,名寄から札幌へ向かう途中の塩狩峠であった。
彼は乗客を乗せ,脱線しようとして…
史実を元にしたキリスト教信者殉死物語
数年おきに何度となく見返している映画。
最初に見た時の衝撃と感動は非常に大きいものがあった。
早速原作を図書館で探し読破、ネットでも情報を漁り事故そのものは…