"時間は刻一刻と"
鬼才・園子温による初期監督作の一篇。
22歳の誕生日が迫る桂子が毎日1秒1秒を生きていく日記風映画。
日記風映画というと変な表現に聞こえるかもしれないが、本作は紛れもなく日…
昔、中野の小さな映画館で。
原色って何の言葉も必要ない、それだけで強烈な自己主張をしてくる。
「自殺サークル」あたりから毛色がかわって園子温作品を見なくなったけど、この頃の独特の世界観は好きだった。…
主人公の桂子が22歳になるまでの3週間を記録した映画というよりドキュメンタリーに近い作品。
一年に一度ではなく1週間、1日
一時間一分一秒歳をとる
人間は時間に縛られて
時間により虚無感や悔いを感…
園子温監督作品。鈴木桂子さんは東京ガガガの団員の一人。
この作品。なんか「俺は園子温だ!」の亜種のように感じられた。何気ない日常を日記のように語るというところは一緒だし、工夫されているのは時間とい…