鉄拳の作品情報・感想・評価

「鉄拳」に投稿された感想・評価

凡庸な手続きを全て排したことでしか生じえない詩情溢れる傑作 阪本順治「鉄拳」

すでに台詞も全部覚えてしまっております。
この作品が日本映画の伝統を余すところなく踏襲してしまった詩情溢れる傑作である事以外なにものでもないのはfilmarksのレビューがいまだに70件にも満たないところに見事に証明されております。
特に菅原文太と大和武士がエンゼル(愛犬)を介して再会するシーンに涙しない方々は叙情とは無縁と恥じて頂きたいものです、とまではさすがに言いませんw
でも本当に素晴らしいシーンです。
ジョン・カサヴェテスn「グロリア」のラスト、墓地での再会シーンに匹敵します。
katojjj

katojjjの感想・評価

4.5
阪本順治監督のデビュー作「どついたるねん」は絶賛の嵐だった。しかし二作目となるこちらは賛否両論の嵐だった。
でもこちらのほうが好きだよ^_^
王道の「どついたるねん」に対してヘンテコな「鉄拳」。
だかしかし、阪本順治監督の本質はヘンテコにあるのだ! と勝手に確信している。

原田芳雄にとどめを刺す前に勝手に壊れて喚きまくるシーザー武志。ウォウウォーと叫んで文太さんと殴りあうシーザー武志。
いつまでも記憶に残りそうだ。
sunaon

sunaonの感想・評価

4.2
鉄の拳を持った男の話。シーザー武志にゾクゾクするし、大和武士の登場シーンにもゾクゾクする。しかしこれはヘンテコ映画。冷めきったそば。そしてエンディングの徳永英明「Justice」。大感動。
特撮モノっぽいヘンテコシーン、面白い。
菅原文太かっこいいなー。
Hikaru

Hikaruの感想・評価

5.0
これは阪本監督が暴れている!こんな映画見たことない。
いつもカッコいい菅原文太に笑ったのはこれが2度目である。
黒人のトレーナーや犬に笑える。
いろんなジャンルを詰め込んだがそれが軸からずれずにラストまで見れる隠れた傑作。
悪いやつらは鉄拳制裁ぜよ。
AKIRA

AKIRAの感想・評価

3.2
シーザー武志がでてきた辺りから方向性がズレてくる.....
どーせなら大和武士vsシーザー武志のボクシングvsキックボクシングの立ち技異種格闘技戦が見たかった(; ̄ェ ̄)
マト

マトの感想・評価

3.8
とんでもない怪作だった。普通のボクシング青春映画だと思って観てたら後半シュールすぎてまったく予測不能な展開に。いったいどういう演出なんだ、これwww
大和武士よりもシーザー武志の訳のわからなさに目が釘付け状態。シーザーの演技も存在も怖いよー。とくに瀕死の原田芳雄に向かって言い放つちょっと長めのセリフがとんち効きすぎててもう何が何だか…こんな危ない人野放しにしてちゃいけませんぜw
最後のほうで大和武士と戦ってるのはなんと若かりし頃の新崎人生(新崎健介)ではないか!調べたら文太さんの付き人やってたんやねー。
そして文太とシーザー武志の最終決戦!文太の必殺の一撃に大爆笑。もう鉄拳でもなんでもないやん。エルボォォー!!笑
「どついたるねん」に続いてボクシング映画かと思ったら、後半まったくスゴイ方向へ舵を振り切ります。
「(岩井俊二が出てくるまでは)いまの邦画で新しい人間関係を切り取れるのは自分だけだった」というようなことを断言して、確かにその通りだった阪本順治監督にとってこの映画はどういう作品だったか、いつか本人に聞いてみたい。
なんの映画か未だに判別できにくい。が、唯一無二の映画ではあるのは確か。