「どついたるねん」の監督が撮った、一瞬「どついたるねん」かと思いきや後半にかけて話がぶっ飛んでいく映画。
それが逆に癖になる!!
こんな日本映画中々無いから僕にとってはとてもマスト!
サントラも良く…
とてつもなく未完成で訳がわからないのだけど、絵とセリフと間とスピードで「納得」を流し込まれ、若かった僕にはそれがとても心地良かった。
父親失格の菅原文太と息子失格の大和武士、映画は二人を対比してるん…
観ていた映画が次の瞬間、今までとはまったく別の翼を手に入れて、見たこともないような飛び方で違う次元を飛び始めるなんて、そうそう目撃できるものじゃない。
砂かけ→目つぶし→金的からの、充分に助走をと…
自分は勝手にこの映画のジャンルをこう言っています
「ボクシングファンタジー」と。
もう10回は見ているだろうか…
クライマックスの戦いは本物の格闘家だからこその迫力あり。
菅原文太とシーザー会長の対…
このレビューはネタバレを含みます
まさかこんな珍品だったとは……結構マジメなボクシング映画として話が進んでいると思ったら中盤で突然、士郎正宗もしくは木城ゆきとがデザインしたような義手を装着した原田芳雄が登場して、そこから何故か特撮ヒ…
>>続きを読む凡庸な手続きを全て排したことでしか生じえない詩情溢れる傑作 阪本順治「鉄拳」
すでに台詞も全部覚えてしまっております。
この作品が日本映画の伝統を余すところなく踏襲してしまった詩情溢れる傑作である…
阪本順治監督のデビュー作「どついたるねん」は絶賛の嵐だった。しかし二作目となるこちらは賛否両論の嵐だった。
でもこちらのほうが好きだよ^_^
王道の「どついたるねん」に対してヘンテコな「鉄拳」。
だ…
これは阪本監督が暴れている!こんな映画見たことない。
いつもカッコいい菅原文太に笑ったのはこれが2度目である。
黒人のトレーナーや犬に笑える。
いろんなジャンルを詰め込んだがそれが軸からずれずにラス…