僕たちが、なぜこれほどまでに、苦しさのなかに生きざるを得ないのか。その理由となる自意識の構造を、鏡像関係にある2つの地球を接近させることで描き出していたように思う。
もう1つの地球が現れると言えば…
哲学と赦しのSF。
指先から冷えていく、身体の感覚がなくなるような気分になる。
これは久しぶりにとんでもないものを観てしまった。結構な衝撃だった。
自分を許せないことと、
誰かを恨みたくないと願…
自分の中の一つの人生観が変わった映画
とんでもなく救いのない映画であるのに、観ている途中に自分が、その救いのない登場人物たちの悲惨な境遇に感化してある種の癒しにも似た、懐かしい様な感覚を味わってい…
実に味わい深い作品でした!
タイトルとジャケットからするとSF作品色が強いのですが、決してこてこてのSFではないので、そこのところご注意ください。
SFドラマでも、SF要素2割、残りの8割がドラマ…
“もう一つの地球”は、心の中の「もしも」を外に出して見せるための鏡。
主人公は、避けられなかった事故と向き合いながら、「過去を戻す」のではなく今の自分として何を選ぶかを迫られる。
本作は、派手な仕…
お金をかけた凄い視覚効果が無くてもちゃんとSFを感じられる低予算SFが好きなので、本作はかなり楽しめました🌏
世の中を生きづらく感じている主人公が超一般人のため、もう一つの地球が何なのか、結局どんな…