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「ゴーイング・サウス」に投稿された感想・評価

シズヲ

シズヲの感想・評価

3.4
絞首刑直前でジャック・ニコルソンが命懸けの婚活に成功、実質ラブコメ西部劇。小汚いおっさん無法者ニコルソンとつっけんどんなスティーンバージェンが利害関係で夫婦になり、反発を繰り返す中でなんやかんや愛を育んでいく。二人の距離感やビジュアルのせいか、新婚のはずなのに「完全に冷え切ってた熟年夫婦が紆余曲折を経て関係修復に至るまでの物語」みたいな雰囲気がある。

序盤からどうにも話の構成が緩くて、場面の繋がりの粗っぽさも目立つので何となくグダグダ感は否めない。抑揚の薄い展開のせいで尚更そのへんが顕著になっているのが辛いところだけど、それでも主役のニコルソンはやっぱり魅力的。粗野な悪党なのにめちゃくちゃ表情豊かで愛嬌に溢れているし、相手役のスティーンバージェンも対照的に終始ツンケンしていて妙な味わいがある(ニコルソンへの愛が芽生えてからもそれまでとは違った意味で気難しいのだ)。

利害関係から始まった夫婦が徐々に惹かれ合っていく話だけど、この二人は愛情の片鱗が生まれてからも基本凸凹のまま話が進むのがやたら好き。二人とも良くも悪くもマイペースで喧嘩ばかり、時にはキレた行動に走ることもある癖になんか可愛らしいから憎めない。あとジョン・ベルーシやクリストファー・ロイドがいたりと脇役も美味しい面子で中々たまげる。
kagamixar

kagamixarの感想・評価

3.8
色々理解不能等のコメントがありますが、それが男女の仲でしょう?って思ってしまう笑

最初は互いの利益のため、でもだんだん相手を求め合い、しかし行き違いが多々、でも最後は同じ道を進む。
これが現代にも通づる男女の仲、夫婦の仲のリアルを描いていると思うし、それを西部の時代をベースに描くなんてっ!!っていうくらい斬新で、魅力的だと思う。

つまり、西部の時代でも現代の男女間の話題は描ける、ある種今昔変わらないエンターテイメントなんだと思う。

にしても、BTFの2人は西部劇に会うね〜。
ジャックニコルソン最高だけど、保安官がドクでヒロインがクララと、バックトゥザフューチャー3なお二人が出てて嬉しかった。陽気なBGMもGOOD!

このレビューはネタバレを含みます

ジャックニコルソン監督のロマンティック西部劇!南へ行こう!



1978年、監督主演ジャックニコルソン。脚本4名。



棚から見てない1枚を見るシリーズ。ユニバーサル1枚1000円シリーズ。

お気に入り俳優、ジャックニコルソン。怪演狂演のジャックニコルソン、ファンもアンチも多い、振り切れた、ぶっちぎりのお怒り高笑いメソッドを満面顔面で表現するオスカー受賞俳優代表格。

本作の前が超チョイ役のエリアカザン「ラストタイクーン」
3年前に本作メンツ集合のオスカー受賞ミロスフォアマン、ニコルソンの俺は病院で異常に元気は、はたして正常か狂気か映画「カッコーの巣の上で」があります。

ジャックニコルソン監督作品ということで気になってました。ジャックの「チャイナタウン」続編的意味合いの
「黄昏のチャイナタウン」は、90年代CICビクターでビデオ化されていて未見で知ってました。

俳優の監督作品は、本当におもしろいです。実に個性的で。

そんな油ノリまくりのジャックニコルソンの初監督作。ジャケ見ると、首くくりの縄から不適なシャィニングスマイルをみせるジャック。西部劇のよう、鑑賞しました。



まずこんな素敵なラブ西部劇だったことに驚きました!

ジャケからみるとね、なんかアンチヒーロー西部劇ガンマン物かなあとか思うわけです。早撃ち、アウトロー、追われ物、下品スケベキャラ的なものを想像してたんです。

が、まあまあまあ、良い意味でうらぎられかつなかなかの完成度で心地よかった。ドンパチは、ありますが、まあまあドラマ重視で素晴らしかったです。
「ダンスウィズウルブス」(未見)のケヴィンコスナーや「許されざる者」のクリントイーストウッド、ピーターフォンダ「さすらいのカーボーイ」(未見でレアソフト)とは、味付けがまるで違う、感性が違う、だから面白いん。

ジャックニコルソンファンおすすめだ!

物語は19世紀絞首刑前の泥棒ジャックニコルソンにひょんな結婚布告発令。そこから始まる黄金をめぐるイッカク千金ソフトロマン西部劇が展開。

まあカメラワークが、超単純でわかりやすい画作り。「冒頭が「スターウォーズ」そっくり」というコメありましたが納得(笑)
時々ピントがあってなかったり、かぶったり、結構素人ぽさが丸出しの画面ありますが、だからこそおもしろいんですね。

ジャックはさながら次作キューブリックの狂人「シャイニング」のようなウッヒョウッヒヨョ笑いやにらみは、勿論悪モンを嬉々として演じていた。髭ずら凜々しく無法者を演じている。

共演にメアリースティーンバージェン。お若くほっそりしている。ジャックと恋仲になるヒロインだ。お堅い感じからしだいに惹かれていくメアリー。ジャックとラブ南行き物語を展開。
次作「タイムアフタータイム」で悪童マルコムマクウェルで結婚(離婚)することになるとは、感慨深い。ていうか最初からアクの強い方とタッグ組みすぎで笑えた。
あとこちらも指摘ありますが、本作のキャラ縁がそのままロバートゼメキス「バックトゥザフューチャー3」でゴールインになる関係だ。クリストファーロイドとね。ロイドは、がなり屋でニコルソンにせまる。

他「カッコー」組から
冷静ダニーデビート
なんとデビュー作らしいジョンベルーシが無茶苦茶ポリスメンに扮していた。のち本作からスピの「1941」からの「ブルースブラザーズ」につながるとホーと思う。

「エイリアン」の絶叫娘、ヴェロニカカートライトも昔の女として出演。のち「イーストウッドの魔女たち」でニコルソンと再共演。

音楽も抜群のゆったり感、ヴァンダイクバークスの音色をお楽しみあれ。

本作みるとニコルソンのラブ具合がなんか垣間見れた。wikiで調べたんだが、子供を6人も様様な女性から産み、愛をはぐくんだニコルソンのラブ具合がなんかラストを含め臭わせる。

西部劇でも、社会情勢やアクションに傾斜しがちなデレクションを完全にラブコメにしぼり表現したニコルソン。ますます好きになりました。

楽しめた小品でありました。

さて
ジャックニコルソン監督のロマンティック西部劇!南へ行こう!

追伸
ほんとハリウッド俳優の監督作品を見比べるのが楽しいんですよね。

2017年作品のデンゼルワシントン、ジェームズフランコ、ドンチードル監督作を今見たいと昨日ビデオ屋で発見して思った。
mii

miiの感想・評価

3.4
絞首刑目前の男が生き延びる方法は1つ…土地持ちの女性と結婚すること!ってな感じで始まる。
契約結婚かなウエスタン版逃げ恥かな(違う)

粗野で小汚ない無法者のジャックニコルソンが可愛く思えてくるんだから憎い😂ジャケの顔ロマンチックコメディだなんて思わないけど好き。
django

djangoの感想・評価

3.0
西部劇です。南部だけどね。
緩いラブコメテイストで、撃ち合いは申し訳程度しかありません。
主演二人の演技力で話がなんとか保ってるに過ぎないくらい話が緩い。
楽しいシーンもあるけどね。
行動が理解不能ギリギリなラインを越えたり越えなかったりで感情移入は期待出来ないかもしれません。
ジャック・ニコルソン好き、西部劇好き向けかなぁ?
無法者であるジャックが、ある街にやってきて、首吊り刑になりそうなところを1人の婦人に助けられ見かけだけの結婚をすることになる。
彼女の目論見は、彼を奴隷のようにつかうこと。
しかし次第に自由な無法者に婦人は惹かれていって喧嘩しながらも本物の夫婦になる。なんともこの2人が凸凹同士惹かれあって可愛らしいんだな。
ジャックニコルソンの顔の使い方は誰にも真似できないね。
ジャック・ニコルソン、意外とカウボーイ姿が似合う。
即席の凸凹夫婦が絆を深めていく様が可愛くて終始ニコニコ。終わりもニンマリしてしまう。

最初の婆さんのくだりで不謹慎ながら大爆笑した