よみがえるブルース/トゥー・レイト・ブルースのネタバレレビュー・内容・結末

『よみがえるブルース/トゥー・レイト・ブルース』に投稿されたネタバレ・内容・結末

すべてが遅過ぎた、と思いきや、ステラ・スティーブンスの歌声が、音楽の才能に慢心し傲慢だったボビー・ダーリーンを救うかのように見えるラストはカサヴェテスの妥協によるものか。

主体性の無い女とプライドとエゴばかりの男だ…「プリンセス」やら「ゴースト」みたいなニックネームにも実体を伴わない記号的な響きがあるよな。

だから居場所に帰ってくる、というラストには、アイデンティテ…

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ラストシーンのむなしさ
Too Late感

パーティで出会ったジャズミュージシャンの男と駆け出しシンガーの女、ふたりだけで抜けがけ→女の家にいく→雰囲気よくなる→男「身売りするようなマネやめろ!明…

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メジャーで撮った失敗作かと思い込んでいたので その多面性、複雑なキャラクター描写などなど 芳醇な語り口に驚愕。身につまされる主人公の“痛さ”と ラストシーンに漂う虚無感がたまらない。
バーでゴーストが作ったお酒で乾杯するシーンが最高

スタジオシステム健在の時代の幻となっていた(らしい)作品

映画とジャズ、ジャズとカサヴェテスの親和性が凄まじく高いのだと思わされる。

撮影に関しては細かく小技を見られるので満足。本筋と関係ない話…

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