【人生はジャズみたいなものさ】
ジャズの演奏から始まる。黒人の子どもたちがノリノリで演奏へと眼差しを向ける。しかし、終盤でトランペットを奪われてしまう。これが映画を象徴するように、ジャズマンであるゴ…
主体性の無い女とプライドとエゴばかりの男だ…「プリンセス」やら「ゴースト」みたいなニックネームにも実体を伴わない記号的な響きがあるよな。
だから居場所に帰ってくる、というラストには、アイデンティテ…
末恐ろしい。『アメリカの影』で見た人間関係の僅かな綻びとそれによる激情的な様を、男女のさらにややこしいところで完成度高いものに昇華させる。
野球のシーンなんて突き抜けて楽しげなのに、逆説的に全体は不…
◼️カサヴェテス映画必須のジャズの世界〜🎵◼️
インディペンデント映画の父、ジョン・カサベテス監督〜🎬
カサヴェテス監督作品鑑賞は、本作が9作目になります〜✨
本作は、1961年の映…
地に足ついた、端正な文体で語るカサヴェテス。これがカサヴェテスにしては異質な魅力。それでもカサヴェテスはカサヴェテス。スクリーンに映る人間たちの、この、地に足つかぬ実存感といったら。我々と同じように…
>>続きを読む