2024年の1本目。
1960年の「血を吸うカメラ」
窃視症という言葉自体、60年には知名度があったのかな。この映画は人々の"窃視"認識に影響を及ぼしたりしたのかどうか、調べてみないと。
1人のとあるカメラマンの青年、趣味は女性を撮影しながら殺人を犯す変態男だった!!と言った感じの話。
タイトルからして吸血鬼ものかと思われがちだが実際は猟奇殺人もの。殺害方法は脚に針を仕込ませたカメラ…
♪ カメラの中の3秒間だけ僕らは
突然恋をする そして全てわかるはずさ
1960年に劇場公開された作品。
今から63年前ですね。それだけ聞いてもあまり昔に感じないのですが、そこから更に63年戻…
カールハインツ・ベームがガラスを割ってアパートに殺到する警察に殺人カメラを向ける場面に泣ける。あきらかにギャング映画を模した編集とアクションが滑稽なまでに相対化してしまうカメラという装置。マキシン・…
>>続きを読む生物学者であった父親の影響で、父親にされたことをそのまま、女性の被虐的な顔に惹きつけられる男。ビビッドな色使い、不穏な音楽でその異様な心境、居心地の悪さを演出する。カメラを持っていないときに撮りたい…
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