母の旅路の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『母の旅路』に投稿された感想・評価

三益愛子「母もの」30本記念映画。そして三益の最期の「母もの」となった。本作は小石栄一「母紅梅」のリメイクで、清水初のスコープ。笠原良三の脚本を得ながら、可もなし、不可もなしで終わった。
アノ
2.6

芝居付けはやっぱり上手い。
会社の重役への挨拶のタイミングが分からなくて座るに座れない三益愛子など面白い。
三益愛子が家を出てからは猛烈につまらないのが惜しい。
折角のブランコも躍動感がない。

し…

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mingo
3.9

遺作「母のおもかげ」並みに泣かせにかかる清水宏…お母ちゃんものと子供と自然のアンサンブルやらせたら誰も勝てない…ドキュメンタリータッチでも撮れるし、脚本的にもしっかりした本作みたいな作品つくられたら…

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あ
3.8
ボロ泣き。最後のラーメン屋の演技はきっと助監督に付けさせたんだろうけど、清水らしさが良く出ていて泣けてくる。中心の被写体じゃなくて周囲の人々に注文して見て欲しい作品。

良作だが、横長のスコープサイズを時々持て余している場面がある。ただ、本作における母子の別離の原因となった「集団的な視線」を切り返しショットを回避して上手く表現するためには、都合が良いアスペクト比であ…

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