大して歳の違わない淡島千景と有馬稲子が母子って無理あるだろと思ったが、見ているうちにあまり気にならなくなった。
特に、軽い口喧嘩のあとに解散しながらも、有馬稲子の落涙を察知して踵を返す淡島千景のシー…
渋谷実の最高作。脚本は水木洋子。画面いっぱいに複数の人物を押し込んで、活気に満ちた演出に成功している。水木脚本でも、成瀬作品と違って、本作の人物は、ひねくれ、意地が悪い。山田五十鈴と淡島のソリの合わ…
>>続きを読む◎めんど臭い母と娘の確執 テレビ版の方が良いか
1961年 94分 カラー 文芸プロにんじんくらぶ
松竹配給 シネマスコープ *状態は特に問題なし
寝不足がたたって、途中寝落ちしてしまったので…
互いに思い合っているのに、すれ違い、噛み合わぬ母子の愛情、最後に母が亡くなって初めて、母の愛を知ることとなる有馬稲子さんの演技がよい。
美人の母子ねえ。
水木洋子さんの脚本、女のいやな面を鋭くとらえ…
1961年製作公開。原作脚色水木洋子、監督渋谷実。原作はテレビドラマということです。
有馬稲子が何をかんがえているのかよくわからない。母をみる娘の生理とでもいうのだろうか。
20年振りに再会した…
飲み屋や美容院、下宿のセット素晴らしい。飲み屋にも下宿の入り口にもある窓がポイント。稲子と岩崎加根子以外の女は全員更年期の症状むき出し。女将のベルさんもおっかないけど板長のビンタもコワイ。あと思い出…
>>続きを読む「没後10年女優淡島千景」神保町シアターにて。
水木洋子脚本の母娘の愛憎劇。
というと、もっとドロドロしているモンだと思ったけれど、意外に風通しが良いというか、カラッとしたユーモアさえ感じさせる。…
水木洋子のホンらしい、バイタリティあふれる水商売の女たち。その中の一人、淡島千景のもとに十五年ぶりに会う娘(有馬稲子)があらわれる
同じ女性映画でも、成瀬の「流れる」のような格調高さではなく、人間…
物語は進んでいくのにみんなどこまでいっても巡り巡って日々のわだかまりの中で笑っている感じ、音楽の少なさも相まっているかも
冒頭から乙羽信子の魅力炸裂〜と思っていたけどどんどん淡島親子に引き摺り込まれ…