母の旅路の作品情報・感想・評価

母の旅路1958年製作の映画)

製作国:

上映時間:92分

3.4

「母の旅路」に投稿された感想・評価

obao

obaoの感想・評価

3.8
@シネ・ヌーヴォ
これがあの清水宏監督作品なのかと…と思う、大映らしい(悪く言えば大映に毒されたような)映画でした。

サーカスの空中ブランコ乗りの母が育ちの違いから、上流社会からはじき出されてゆく。
娘役の仁木多鶴子さんが、角度によっては若尾文子に見えた。
佐野周二と藤間紫が出ているので…まず、間違いはない。

【大映女優祭】にて
芝居付けはやっぱり上手い。
会社の重役への挨拶のタイミングが分からなくて座るに座れない三益愛子など面白い。
三益愛子が家を出てからは猛烈につまらないのが惜しい。
折角のブランコも躍動感がない。

しかしこういうおっとりした軽薄な中年をやらせたら佐野周二は世界一ではなかろうか。
mingo

mingoの感想・評価

3.9
遺作「母のおもかげ」並みに泣かせにかかる清水宏…お母ちゃんものと子供と自然のアンサンブルやらせたら誰も勝てない…ドキュメンタリータッチでも撮れるし、脚本的にもしっかりした本作みたいな作品つくられたら白旗を振るしかない。母ものエンタメの傑作。

そもそも設定のサーカス一家て最高なんだけど、現代映画には決して撮れないよな〜なんて身に染みた。ラストに空中ブランコのスリルを持って来ることで活劇としての娯楽性も加味している。
ami

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3.8
ボロ泣き。最後のラーメン屋の演技はきっと助監督に付けさせたんだろうけど、清水らしさが良く出ていて泣けてくる。中心の被写体じゃなくて周囲の人々に注文して見て欲しい作品。
うんこ

うんこの感想・評価

3.9
良作だが、横長のスコープサイズを時々持て余している場面がある。ただ、本作における母子の別離の原因となった「集団的な視線」を切り返しショットを回避して上手く表現するためには、都合が良いアスペクト比であったとは思う。そもそも、スコープサイズは大人の事情で採用されたのだろうから、それを批判するのは野暮なことであるが、、、