このレビューはネタバレを含みます
黒部ダムに行った翌日に視聴。
話はダム建設前段階のトンネル開通がメイン。
冒頭、雪山から転げ落ちる作業員がこれから待ち受ける黒部の現場の壮絶さを物語っていた。
“黒部に怪我はない”
→怪我どころで…
「もはや戦後ではない」という言葉が流行した1956年に着工した黒部ダム建設をテーマにした物語。
熊谷組や関西電力などが実名で登場し、着工日なども実際の日付が表示されるのでドキュメンタリーの様で、トン…
両方向から掘り進めたトンネルが貫通するクライマックス。栄誉を担う最後の一打は苦労した作業者全員でやるのかと思っていたが、結局最後は石原裕次郎が一人で貫通させた。でも考えてみれば、「五社協定」という高…
>>続きを読む日本的労働エートス
1968年 熊井啓監督作品
黒部川第4発電所。1956年7月に大町ルートが着工、同年8月に新設工事に着手、1963年6月5日、7年の歳月と513億円の工費、延べ1千万人の労…
「北アルプスにトンネルを掘る」このフレーズのヤバさにピンと来る人は作品を楽しめると思う。
もしくは、三船敏郎好き、石原裕次郎好き、登山する、立山いったことある、黒部ダム行ったことある、お仕事映画好…
当然ながら
存在は知っていたものの
ちゃんと鑑賞するのは初めて
冒頭で紹介される協力会社に
有名ゼネコンがゴロゴロ
出演者の数も多いのだが
クレジットが五十音順ってのが
ある意味斬新
57年も…
映画で見ているだけでも絶望しか感じないトンネル工事をよくもまあ完成させたものだと、マジで凄いわ。
映画でアレだからな。実際現場で働いてた人達の絶望感半端ないと思うわ。
従業員がブチギレて辞めていく人…
©三船プロダクション/石原音楽出版社