【過去鑑賞作品 75】
〈暗黒史に圧勝するタランティーノの作家性〉
タランティーノがついに歴史に手を出し、作品が妙な正統性を帯びはじめたのは、この『イングロリアス・バスターズ』からのことだった…
タラちゃん頭皮を剥がされてる話。
冒頭から切ないし笑える緊張と緩和が絶妙。
人生の挫折と再出発、駄話と暴力、タランティーノ作品の共通項と魅力は当然ながら、歴史改変と映画愛がワンハリのプロットに繋が…
1944年、ナチス占領下のフランス。かつて、ドイツ軍の大佐に家族を皆殺しにされた少女は逃げ延びて、パリで映画館主に身をやつしながら復讐の機会を窺っていた。同じ頃、アメリカ軍の中尉が率いる連合軍の極秘…
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