恐怖省の作品情報・感想・評価

「恐怖省」に投稿された感想・評価

ケーキから始まる事件。英国に潜むナチスのスパイを探しだす話。
やけに難解な脚本

探偵のおっちゃんがニールと一緒に謎を解明していくのかと思ったらすぐ退場して後で「彼は殺された」(笑)。夜間の空襲により避難した地下鉄駅構内で仲を深める男女ってシチュエーションは初めて見た。ニールに追い詰められたトラヴァースが手にする巨大な裁ちバサミが怖い

ヒルへの最期のショットが衝撃的。(消える照明。開くドア。明るい廊下に飛び出たヒルへのシルエット。「兄を撃つことはできまい」ドアが閉じられる。暗闇に響く銃声!)

仏頂面の老刑事が強い(笑)
約2年ぶりに観たフリッツ・ラング監督のサスペンス映画。
ある男が秘密結社の企みに巻き込まれていくあたり、とってもドキドキさせられて、観終わるとスッキリする気分がイイ。

グレアム・グリーン原作のドラマであるが、光と影の使い方がとても上手く効果的。

また、主演のレイ・ミランドはTVドラマ『刑事コロンボ』の犯人役も似合うし、アルフレッド・ヒッチコック監督『ダイヤルMを廻せ!』にも出演しているサスペンス映画に欠かせない存在という気がする。

そのレイ・ミランドが、精神病院から退院する場面から始まる。そして、「ロンドン行きの列車が来るまでの間、バザーに参加してみよう」というのが事件に巻き込まれる発端。
バザーで「ケーキの重さを当てた人(一番近い重さの人)にケーキ・プレゼント」というゲームをしたレイ・ミランドはケーキを手に入れる。
その「怖いケーキ」を手にしたことから、盲人のフリをした男に殴られるわ、降霊会にも参加することになるわ、そこで殺人が起こって犯人にされそうになるわ……と次から次へと様々な出来事が起こる。

途中、誰を信じて良いのか、本当は誰が死んだのか、などが宙ぶらりんとなるサスペンス状態が楽しい。

レイ・ミランドと知り合う女性マージョリー・レイノルズが清楚な美しさを見せる。
この映画、1回目に観た時は約85分で様々な出来事が起こる盛りだくさんなドラマなので筋を追うのがやっとだったが、2回目は構図や影の使い方などを楽しむことが出来た。
ルー蔵

ルー蔵の感想・評価

3.5
ちょっとケーキ推しすぎ。
降霊会のあたりなんかは不穏。あの声の使い方今っぽい。地下鉄で妹に過去を語るシークエンスが良い。
chima

chimaの感想・評価

4.6
2018/8/11@ シネマヴェーラ フリッツ・ラング監督
ひとつのケーキから始まり、次々怪しげな人が出てきてとってもスリリングだった!
急に出てきた最後の古典的ジョークw
giri

giriの感想・評価

3.5
盲人が出てくる序盤の不気味な雰囲気は面白かった。

それにしても字幕のフォントが読みずらかった…。画面下じゃなくて横だし…。
SN

SNの感想・評価

4.0
名作と呼ばれるに値するだけの雰囲気を纏っているのに、かなり乱暴なプロットの断裂が目につく。
T

Tの感想・評価

4.2
巻き込まれ型サスペンスの大傑作。短い尺に色んな要素を詰め込んでいて、どれも魅力的。電気が消え、暗闇の中に響いた銃声と扉の光。盲目の老人が潰しながら食べるケーキ、ダイヤルをハサミで回す男、格好良すぎて悶えた。
鴉

鴉の感想・評価

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ハッタリでゴリ押していくスタイル。爆破現場やラストの光などいちいち画がカッコいい。あとハサミのシーンと降霊祭のシーンも印象的。
iceblue

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3.8
何気なくバザーに立ち寄ったせいで陰謀に巻き込まれる主人公。でもこの男も精神病院を出たばかりだった…出てくる人が皆怪しくみえるサスペンス。
 
オープニングの振り子時計や列車でケーキを食べる老人、ハサミを持つ男など、印象的なシーンが多数。
暗がりの中の降霊術なんて、ぼうっと浮かぶ姿に背筋がゾクリ。やっぱり光と影の表現が素晴らしい!なぜこんなにも不気味な陰影がつくれるのでしょう…
扉に小さく空いた弾痕から光が漏れるシーンの格好よさったら!
  
活躍すると思ってた人が途中で出てこなくなったり唐突な展開もあったけれど、全体的に怪奇趣味を感じつつユーモアもあって、なかなか楽しめました。           
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