ジョージ•A•ロメロ監督は従来の怪奇ムードたっぷりのホラー映画の様式美を現代風のモダンな様式に作り変える名人ですね。
『悪魔の儀式』では魔女という存在を抑圧された主婦の解放として描き、『ナイト•オブ…
町の者には手を出すな
「ザ・クレイジーズ」に続きロメロ初期作を鑑賞。
今作は以前から観たかったんだけど、なかなか観る機会が無くてとうとうBlu-rayを購入しました。
夜行列車に乗り込む青年マー…
現代(つーても撮られたのは1977年)を舞台にした孤独な哀愁ただよう吸血鬼もの。
特筆すべきは吸血鬼映画の定番のゴシックホラー風味を消して、マシスンやキングのよーなモダンホラーに仕立て上げてるところ…
💿ホラー・ドラマ
監督・脚本:ジョージ・A・ロメロ
人間の血を求める少年(自称84歳)と彼を監視するいとこの老人との確執を軸に、吸血鬼伝説を新たな視点・角度から描く。
ピッツバーグにやって来た青…
『僕はマーティン 85歳
血を吸わずにはいられない病気なんだ』
麻酔注射で眠らせ、カミソリで動脈カット
吸血行為が犯罪そのものの生々しさ
見た目も心も内気な10代
彼は本当に吸血鬼(ノスフェラ…
ジョージ・A・ロメロを「ああ、あのゾンビ映画の人ね」と片付けてしまってる方には是非おすすめしたい一本。少年は本当に吸血鬼なのか、それとも単なる奇病の持ち主なのか。どこまでも残酷でどこまでも美しい映像…
>>続きを読むジョージ・A・ロメロ監督作。
モダン・ゾンビの始祖ジョージ・A・ロメロが代表作『ゾンビ』(1978)の直前に撮った異色の吸血鬼スリラーです。日本では長らく劇場未公開でしたが、2021年10月に劇場…
他の吸血鬼映画とは一線を画すロメロ自身お気に入りの作品。
本能的に血を求めるだけで他は人間と何ら変わりのないマーティンの孤独感が印象的だった。
マーティンだけでなくほとんどの登場人物が相互理解に苦し…
街ですれ違ったり、関わる人妻がことごとく魅力的。
ホセルイスゲリンの『シルビアのいる街で』のような多幸的であり、疎外された目線。
良い仕事を見つけるのも困難なブルーカラーとモダンで広い家に住むホワ…
このレビューはネタバレを含みます
吸血鬼というか血を吸いたくなる不老の男マーティンのお話。アクロバティックに注射するマーティンが楽しい。ラジオ音声が遅れる演出が凝ってて面白い。
独特のクローブアップを活用したカメラワークとともに、…
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