コール・ミー・クレイジー 5つの処方箋の作品情報・感想・評価・動画配信

『コール・ミー・クレイジー 5つの処方箋』に投稿された感想・評価

2014
最後の話の陳腐さが異常
台無し
妹役の演技が良かった
ちろる

ちろるの感想・評価

3.5
精神疾患をテーマにした5つの物語。
本人の視点から、そして時には家族の視点から、病との付き合い方を見つめて行く。
一言に精神疾患といっても色々なカタチの苦しみがあるのだということを、これで思い知らされる。
辛くても、ひなたの道をまっすぐに歩いていきたいと願う疾患者の気持ちを優しく見つめているような作品だった。

【ルーシー】
見知らぬ声があちこちから聞こえる統合失調症。

すてきな人生のはずだった

私は普通なのに、普通なのに・・・
皆が間違ってると思ってたけれどやはり私は病気だった。
病院で恋をした。絶対に反対される精神病院での恋をして、自分を知って、たどり着いた答え。

また苦しむけど、歩く。
歩くのだ。

【グレイス】

双極性障害の母親の元で暮らし、苦しみ抜いた母と離れたいのに、離れられない。
嫌気がさすのに、離れられない。

母は悪くない。
病気が悪いのだ。


【アリソン】

帰ってこないで、帰ってこないでとずっと思っていた姉のルーシーが、よりによってボーイフレンドを連れてきた日に戻ってきた。

誰も私に気遣ってくれない。
誰も助けてくれない。
かつて大好きだった姉が怖くて、憎かった

皆姉の苦しみに向き合って、私は何で?私の心はどうでもいいの?

精神疾患の家族を持つ人の苦しみに焦点を当てた物語。
アリソンとルーシーは最終的に分かり合えたけれど、もし自分だったらと思うと苦しかった。

【エディ】

妻だけは知ってた。彼の闇を
家では笑顔が消えて、でもショーでは過激な自殺ネタで人を笑わせているエディ。

1人では決して歩けない。
闇を知っているジュリアがいてくれて良かった。

治そうと思う気持ちも愛なのだとしたら、十分すぎるほどに愛を伝え続けなければならないのだろう。

希望のあるラストで救われた。

【マギー】
レイプによるPTSDが愛し合う母と息子を引き裂く。

ママを取り戻して お願い。
幼い我が子の声が空虚に響く。

なによりも大切なこと、
それは精神疾患はその人のせいじゃないって事。

5作中3作出ているルーシーが立派な弁護士の仕事をしているのが救われた。
ルーシーがマギーの担当になって良かった。
ふじこ

ふじこの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

配信終了間近だったから何気なく観たら、思いの外とても良かった。精神の病をテーマにしたオムニバス連作。統合失調、躁鬱、その家族、鬱、PTSD、そして同じ苦しみを知るが故に手を差し伸べる一話目の女性。

順風満帆でロースクールまで行っていながらある日突然自分を罵倒する幻聴が聴こえて入院する羽目になった女性、妹が一度も見舞いに来ないと嘆くも、そこで出会った男性のお陰で人生に再び光を見出す。
母親が双極性障害の為に大変な苦労をし、友達の前で恥をかいてしまうティーン。
彼氏を初めて実家に連れて行くも、運悪く入院していた姉が帰ってくるタイミングと被ってしう。家中のドアが外され、かつて姉に首を絞められて殺される処だった!と激昂。一話目の女性がその姉。精神を患った家族を持つ人の視点。
コメディアンでありながら鬱を患い、話すネタが段々死を思わせるようになり治療へ向かう男性。
かつて軍の上官にパワハラついでにレイプされトラウマとなり、家族と引き離されてしまった女性のお話、彼女を弁護する為に現れるのが一話、三話の患者女性ルーシー。彼女は再び家族を取り戻す為の弁護を買って出る。何故なら自分もまた精神を患い、だからこそ分かち合って力になれると思っているから。

オムニバスがちょいちょい繋がって、なんだか最終的に心が暖かくなっちゃう作品。すごく良かったなぁ。
あくまで病気であって、その人の本質がどうかしちゃった訳じゃない。なら適切な治療を施して解放へ向かえば、また普通の人と同じように自分の人生を歩むことが出来る筈。
ある日突然脳やら心が悲鳴をあげて限界を迎えちゃう訳で、大抵の人はそんな限界に気が付かないし、だからこそ誰もが急に発症しちゃうものだと思う。
どんな病気だって前以て予告してくれるなんて事はなくて、だからどんな病気だって周りの人間の接し方一つで救われたりする事もあるんだなぁと思った。
hinano

hinanoの感想・評価

4.0
統合失調症、双極性障害、うつ病、PTSDと闘う患者と彼ら彼女らを支える周囲の人々を描く。5つのストーリーから成るオムニバス。

とても誠実で温かな作品。当事者とその家族、それぞれの苦悩を丁寧に描く。オムニバスならではの、点と点が線になり繋がる面白さもちゃんとある。

うつ病を取り上げたストーリーでの「愛してくれる人がいようがいまいが、うつ病は本人の意思と関係なく発症してしまう」という言葉に少し救われた。
精神疾患と闘う人はその病状だけでなく、どれだけ大丈夫そうに見えても周囲から理解してもらえない孤独にも苦しめられていると思う。そんなひとりで抱え込み悩んでいる人にこそ観てほしい作品◯
Violet

Violetの感想・評価

3.8
Amazonプライムで見放題終了前に滑り込みで観たやつ。タイトルを忘れてしまってずっと探してた。オムニバス形式だからとても見やすい。単純にすごく勉強になるし、心理学などの授業で映像資料として使えばめちゃくちゃ良さそうだと思った。ジェニファーハドソン演じる、軍人時代に負ったトラウマに苛まれるPTSDの女性が一番印象に残ってる。
エリー

エリーの感想・評価

5.0
1話1話短いけれど、なんだろう、その長さがちょうどいい。引き算映画。
kty

ktyの感想・評価

4.1
統合失調症、双曲性障害、うつ病、心的外傷ストレス障害を患う人々と、寄り添う家族の再生へ向かう物語。

それぞれの病状がリアルですが、これらの病気は決して特別なものではなく、社会で広く受け入れようよというポジティブなメッセージと受け取れました。

精神病に正面から向き合ってエンターテイメント作品に昇華する制作側の本気と寛容さがうらやましい。

それに比べて日本はどうだろう?
クレイジーの日本語訳でさえ、放送禁止用語であるとは情けない。我が国では、
こんな題材はタブー視して、制作することは不可能に思える。嘆かわしい。

でも、一人でも多くの人に観てもらいたい。そして寛容な社会が実現してほしいです。
AOI

AOIの感想・評価

3.7
【精神疾患5つの症例とその家族】

統合失調症、双極性障害、うつ病、PTSDの症例と、その家族をオムニバスで描いている

本作では、希望を持てるような描き方をしているが、実際は治療に長い年月がかかり、もしかしたら治らないかもしれない…と、考えると辛い💧

なので• • •第一級の俳優と監督たちの競演を楽しむという観かたをするのも良き☆

本人も辛いけど、家族の精神的ケアも必要よね
「カサンドラ症候群(アスペルガー症候群のパートナーの精神的症状)」のように、他の精神疾患を持つ人の家族を示す名称ってあるのかな?

精神疾患は、同じ病名でも原因が違うから治療法も異なるだろうし、本人や家族に合うドクターに出会えるかどうかも改善のカギになりそう
S子

S子の感想・評価

3.7
優しいいい話だった。家族や自由に身に覚えがあればなお沁みる。
まずは、自分が病気で一人だけでは無力だと認めることから。
michip

michipの感想・評価

3.7
精神疾患について、当事者以外にもどのような症状なのかわかりやすく表現されていました。理解することは難しいのかもしれませんが、少しでも寄り添う考え方ができるようになりたいと感じました。
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