国家の女リトルローズを配信している動画配信サービス

『国家の女リトルローズ』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

国家の女リトルローズ
動画配信は2024年4月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

『国家の女リトルローズ』に投稿された感想・評価

たてぃ

たてぃの感想・評価

4.2
ナチスドイツが去った後もポーランドはユダヤ人排除を自らの手でやっていたという暗く悲しい過去のお話…

1960年代後半の東西冷戦の真っ只中、ソ連支配下の共産国家であるポーランド。秘密警察に勤める男とその恋人。ある日、反体制の動きがある作家の中年男を監視するよう命令が下る。恋人はその中年男とは知り合いのため、秘密警察の男は恋人を色仕掛けで近づかせ、彼の情報を得ようと画策する。いわゆる彼女をスパイにしてハニートラップを仕掛ける展開。彼のためならと恋人もそれを引き受けるも…

官能モノとジャンル化されるかもしれませんが、歴史モノとしても十分鑑賞出来ました。話の流れは「善き人のためのソナタ」に似ていて、監視対象の中年男がパリに留学経験があるため西側の文化に精通しており、また彼女の知らないインテリ層の世界を体験することにより中年男に徐々に魅了されて行きます。一方の彼氏(秘密警察)はボクシングで成り上がった体育会系の若者でキレやすいキャラ…

物語の終盤では民主化を求めて学生を中心に立ち上がった「三月事件」も描かれており、これを機に政府は「表現の自由だと?そんなこと言う奴らはみんなユダ公」とばかりに反ユダヤ主義を加速させます。そしてそれに同調する市民…元々そういう気持ちが根底にあってそれを爆発させ口にする姿…特にヒトラーを肯定する市民がいたシーン…マジで怖い…

ロマン・ポランスキー監督も自由な作品作りのために三月事件よりも数年前に西側に移りましたけど、ポーランドに留まっていたら今のポランスキー監督はいなかったでしょうね、彼もユダヤ人の血が流れてますし…
ポーランドのスパイ映画。60年代、共産主義政権時代、ガチガチ思想統制をやっていて、特にシオニズムが厳しく取り締まられていた(やはり嫌われるユダヤ人)。国家保安局の男は、自分の恋人をスパイ「リトルローズ」としてシオニストと疑わしき学者のところに送り込むが……

チャラチャラして「彼氏のためアタシ何でもするわ〜♡」みたいなバカ女がハニトラで近づいた学者に惹かれ、いつしか本気の恋愛に。そして彼に西側の薫陶を受け、問題意識を抱き始める。『善き人のためのソナタ』パターンだ。

現代だとフェミニストがキレそうな典型的マンスプレイニング(男が偉そうに女を教え導く)展開と言えるが、三角関係ロマンス+どんどんインテリ味を増していく美女の成長物語には分かりやすく惹かれる。お色気要素も見応えたっぷりである。
Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0
実話を基にポーランド情勢を伝えるストーリーなのですが…
一人の美女に翻弄される二人のエロ男性の衰退していくストーリーにしか思えなかった😵💦
リトルローズが綺麗な作品でした。

2020年327本目

『国家の女リトルローズ』に似ている作品

こころに剣士を

上映日:

2016年12月24日

製作国:

上映時間:

99分

ジャンル:

3.8

あらすじ

1950年初頭、エストニア。ソ連の秘密警察に追われる元フェンシング選手のエンデルは、小学校の教師として田舎町ハープサルに身を隠す。そこでは生徒たちの多くが、ソ連の圧政によって親を奪われてい…

>>続きを読む

ヒヤシンスの血

製作国:

上映時間:

112分

ジャンル:

3.5

あらすじ

1980年代の共産主義政権下のポーランド。ワルシャワのゲイコミュニティで起きた殺人事件の捜査結果に納得できない警官が、自ら真相を突き止めようと奔走する。

赤の涙

製作国:

上映時間:

109分

ジャンル:

3.0

あらすじ

1975年、軍事独裁政権下のウルグアイ。21歳のリリアナは、結婚・出産後も学生運動に参加し“独裁政治をぶっ潰せ!”と、 声高に叫び市民に投げかける。しかし軍事政府は彼らのアジトを見つけ出し…

>>続きを読む

出国 造られた工作員

上映日:

2019年07月26日

製作国:

上映時間:

105分
3.1

あらすじ

経済学者のオ・ヨンミン(イ・ボムス)は、過去の行動によって韓国に戻ることが出来ず、亡命先の西ドイツでも評価されない日々に嘆いていた。そんな中、ある人物から北朝鮮で大学教授として働かないかと…

>>続きを読む