フェティッシュの作品情報・感想・評価

「フェティッシュ」に投稿された感想・評価

2018 76本目

パルプフィクションをもう一度観る前に観とけと言われた為鑑賞。

フェチ対フェチ。
猟奇殺人対猟奇殺人マニア。

死体現場で妄想しながらのダンスは面白い!
タランティーノが絡んでると聞かされなかったら絶対見てなかった。
ぶっ飛びすきていて見終わってからなんの感想も出てこなかったけど、このバカっぽいノリは嫌いじゃない。
aoi

aoiの感想・評価

3.4
黒髪と血ってなんて魅力的な配色なんだろう!
殺人現場でチャチャチャを踊りながら再現するシーンがすっごくよかった。MVみたいに流れるようなカメラワークが楽しい。何より生き生きしてるガブリエラが無邪気で可愛らしい。ラテンミュージックが素敵。

主人公が殺人フェチとだけあって、直接的なグロいシーンはないものの、飛び交う単語だけでも結構な食欲減退 笑
たとえその対象がなんであれ、ここまで無邪気に何かのフェチでいられるのは、異常とも言えるけど、なんだか羨ましい。誰もがどこかしら、他人とは違う変態的要素を持っているだろうけど、恥じらいがそれを見えなくさせちゃうわけで。

# 101/2018
844

844の感想・評価

3.3
死体見て育ってしまって
子供みたいな女が好奇心で殺人好き
死体処理系の仕事はじめる
女富豪キラーを追っかける、
首はしゃべると思ってる
彼氏は殺人とか興味ない。
欠かさずREC、ドライブで聞く

このレビューはネタバレを含みます

もともと30分だったこともあるのか、前半はどうしてもセットアップの色合いが強く感じられてしまい、どうにも退屈だ。そのかわり、夜の現場検証の下りからこの作品のやりたいことが一気に噴出する。ここからは実に強烈で、最後のガブリエラが「首を…」という例の疑問を投げかけてからさらにブーストがかかる。このあたりは実に巧み。

ガブリエラの猟奇趣味が露骨で、鼻白んでしまうシーンもあったのだが、最後の笑顔で許せてしまう。エレナを諭すロジャーの「彼女も一生懸命なのだ」というセリフは、図らずも彼女の一端を示しているあたり、皮肉がきいている。彼女はあらゆるタブーを超えたしかに一生懸命なのだ、首を切って喋るかということについて。



1977コロンビア。パン屋の少女は通りの殺人死体を見る。

OP。殺人事件のスクラップ。

マイアミ。成長したガブリエラはスクラップ片手に猟奇映画鑑賞。映画ではギロチン後の首がなにかを喋る。彼女は富豪女性連続殺人blue blood killerに執心。嬲り殺し、斬首。

一方blue blood killerのポールはプールサイドで3人目の女を殺していた。

ガブリエラは映画の合間に流れた殺人現場清掃業PCSCのCMを見て就職。所長のロジャーは少し危ぶむが採用。先輩のエレナの指導のもと、ガブリエラは初現場をこなす。

ポールはバーテンダー。4人目の女性を殺すが、被害者は床にポールの名を書いてしまう。それを消す前に女性の夫が帰宅し、止むを得ず逃げ出す。首も切らずに。

ガブリエラは元同僚のエドアルドと会う。エドアルドはガブリエラの異常さに目を瞑りながらぎこちなくデントに誘う。

ガブリエラは会社の帳簿を盗み出し、blue blood killerの現場の血痕を家で再現する。

同僚とお喋り。ガブリエラはフランスの首は切られると喋るというが皆否定する。

blue blood killerの現場に名乗り出るガブリエラ。現場には隠蔽工作にきたポールがいた。ポールは二人に気づきワインセラーに逃げ込むが、オートロックで閉じ込められる。エレナはガブリエラの事件への執心を危惧。ガブリエラは途中血痕の下の名前に気づくが隠す。

エレナはロジャーにガブリエラは馘にすべきという。

夜、ガブリエラはエドアルドとのデート中に名前の話をし、共に現場を訪れる(現場にはまだポールがいる)。逃げ出すエドアルドをよそに、ガブリエラは踊るようにして殺害シーンを再現。脱出したポールはそれを眺める。途中、戻ってきたエドアルドを昏倒せしめ、ポールはガブリエラに話しかける。ガブリエラの再現を採点するポール。ポールは首を切る理由を「純粋だから」と恍惚と語るが、ガブリエラは切られた首が喋るかどうかを聞きたがる。ポールは喋らないというが食い下がるガブリエラに苛立ち、ナイフで切りかかるが、血痕に滑り昏倒。馬乗りになったガブリエラはラジカセを録音にして、ポールの首を切り落とす。(ポールの一人称視点が良い)首を待ちあげると、「ガブリエラ」と喋る。ガブリエラはにっこりと笑う。

ED。

帰りの車の中で、ガブリエラはエドアルドに録音したテープを聞かせてあげる。
タランティーノが総指揮を執ったこの作品。
首が取れても人間は話すと信じるガブリエラと殺人犯が一堂に会するラストはとても緊迫感あった。
しかもあのダンス最高、狂気とエロスが良く融合してました。
崇拝するタランティーノ監督が気に入って、劇場用映画として製作総指揮したという本作を今更ながら鑑賞。想像通りのブッ飛び具合(笑)。

故郷のコロンビアで殺人事件を目撃して以来、新聞の殺人事件の記事を探し出してはスクラップしているガブリエラはちょっと変わった女性。ある日、殺人現場の清掃会社に就職することになった彼女は、最近巷を騒がせている女性富豪連続殺人事件の現場を訪れるが...。

あらすじからお分かりの通り、ブラックコメディど真ん中のお話。単純に「切断された首は喋るのか」という意味不明な疑問を持って、殺人現場の清掃に嬉々として臨むガブリエラは正真正銘の変態(笑)。
好奇心旺盛すぎて、「触るな待て!」って先輩に言われているのに話を聴かずに口を挟んだり、違うモチベーションがあるの見え見えなのに平気で嘘ついて行きたい現場に立候補したり...突拍子も無い行動が多すぎて、いつの間にかガブリエラにイライラ!!(笑)ちょっと変わった天然ちゃんだって分かってるけど、殺人現場へののめり込み方が異常...。でもきっとそんな彼女が主役だからこそ、本作は成り立ってるんですよね!

連続殺人犯役のウィリアム・ボールドウィン、いい感じに狂った雰囲気で登場したので、さぞ狡猾な殺人鬼なのかと思いきや、実は間抜けな役でかわいそうでした...。最後の方はガブリエラのあまりの無邪気さに逆に圧倒されて、天下のお尋ね者もお口ポカーン状態(笑)。彼も異常者だけど、本作を観ているとガブリエラの方が異常に見えてくるから不思議。

終始ラテンの明るい音楽がかかり、血はたくさん出てくるけれどグロいシーンもそんなに無く、あくまでガブリエラの異常な好奇心をユーモアたっぷりに描いています。オチは「えーーー!それだけ?!」と全力でツッコミたくなること間違いなしですが、それさえもなんだか許せちゃうこの軽いノリ。

これだからタラちゃんファンはやめられない!(笑)
nilce

nilceの感想・評価

4.5
タランティーノ関連作品の中で一番好きです。これ観た後、ガブリエラと同じ髪型にしました。

もとは誰か別の人の作品だったのを、タランティーノがとても気に入って「人の死フェチ」の主人公ガブリエラを、タクシー運転手として「パルプフィクション」に出演させているんだよね。その後、自分でも作ってみました、的な作品だったはず。

ベタに最後がスゴく好き。
これぞ”フェチ”という感じ。

殺人事件や死体に興味があり、スクラップブックまで作るという熱のいれようのガブリエラ。
そんなガブリエラ、殺人現場清掃の仕事に就くのであった…。

やはり、低コストな映画という印象。
ブラック・ユーモアが効いてます。
時折みせるアンジェラ・ジョーンズの表情がキュート。
フーセンガム、嚙みたくなった。
できればFelixガム(笑)
ラテンミュージックが◎
音楽ではガンズ アンド ローゼスのスラッシュが参加してます。
ロイス・チャイルズが出ていたのが何気にびっくり!!
エンドロール後もおまけあり。
観てた…タラちゃんが絡んでるのは知ってた…

バイオレンスが過激なのは好んで観るけど、それより"血"の話だから、かなりグロいというのは感じた

ただ、映画としては良い展開だったし、多分主演の女優はパルプ・フィクションでブッチ(ブルース・ウィリス)を乗せたのタクシーの運転手では❓と思った
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