メゾン ある娼館の記憶の作品情報・感想・評価・動画配信

『メゾン ある娼館の記憶』に投稿された感想・評価

寄り添いグラスを共鳴させるシーンの様な、儚さや美しさは分かるのだが、私が男性である以上、好意を持てない人を抱く事が出来ない体なわけで、彼女達の、誰の欲望をも受け入れる、生きる為だけではない奥底の感情…

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ENDO
4.2

ベルエポックのル・シャバネみたいなメゾン・クローズ(高級娼館)を舞台に搾取されつつ女同士の連帯が心を打つ。スプリットスクリーンで人形プレイやシャンパン風呂などモノとして扱われ、被写体としての特権すら…

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あき
3.4
もっと栄枯盛衰な流れを想像していたけど、思っていたより終始哀愁さがあった。
耽美に満ちた娼館という箱の中で生きる女性たちの、ガールズフット的群像劇が美しいです。

19世紀の黄昏から、20世紀の曙。

フランスの召喚を舞台にした群像劇。

喜びと悲しみ。生と死。人間の構成要素が全て娼館にあった。

なんといっても、衣装や美術が美しく、全てのシーンがまるで絵画の…

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ボンテージ女,仮面,交わり,1899年11月,裸婦集団着替え,グラスハープ,血塗れ.叫び,1900年3月,ポーリーン.ボディチェック,先輩指導,ワイン染み抜き,マドレーヌ口裂け.縫い痕,ポーリーン.…

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ラストシーンでボロボロ泣けてしまった。

ベルエポックと呼ばれる時代の娼館。着飾った娼婦たちがシャンパンなど飲みながら、紳士たちと応接間で語らっている。彼女たちは店のマダムへの借金がある囚われの身。…

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ゆ
3.4

「けものがいる」の予習として鑑賞。個人的に娼館というテーマも興味があったので楽しく観られた。
女性だらけの閉鎖空間だけど、みんな仲良しなのがかわいかった ピクニックのシーンは彼女たちの日常と比べると…

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708
3.8
このレビューはネタバレを含みます

ベルトラン・ボネロ監督「けものがいる」を観たので、その流れで観ました。

19世紀末から20世紀頭にかけてのフランスの高級娼館の群像劇。「吉原炎上」を思い出してました。

優美で気品があって、すべて…

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