シェイクスピア「ジュリアス・シーザー」の教養がないことをこれほど悔やんだことはない・・・
イタリア刑務所、囚人たちが文芸活動の一環としてシェイクスピアのジュリアス・シーザーを演ずることとなり、稽古…
【第62回ベルリン映画祭 金熊賞】
『父 パードレ・パドローネ』タヴィアーニ兄弟監督作品。シェイクスピアの戯曲「ジュリアス・シーザー」を演じる囚人たちを描いている。
ブルータルを演じたサルバトーレ…
カエサル、アントニウス、オクタヴィアヌスあたりの役者の顔が、HBOシリーズとか歴代演者とそっくりで笑った。顔で選びました?って感じは最後まで拭えなかった。
実際に武器を扱ったであろう人々がローマ軍を…
本物の囚人が演じる「ジュリアス・シーザー」の舞台裏がメインステージ。
100年経っても日本では絶対にありえなそうな、刑務所での演劇プログラムとその映画化という、ルネサンスの国イタリアならではと言う…
これは通常、ドキュメントとされるものにも演出が入っていることを、とてもおおらかに見せていて、その豪快かつ凝ったカメラアングルでとても素晴らしい芸術作品に仕上げている。
刑務所の受刑者たちで演じる『ジ…
【イタリアの刑務所はデラックス】
期待して見たのですが、うーん、イマイチかな、というところでした。
囚人がシェイクスピアの演劇に挑むというのは、材料的には面白そうなんですよね。
まず、囚人とし…
イタリアにある刑務所で実際に行われている芸術療法、演劇演習のセミドキュメンタリー。
役者はすべて受刑者だけど、個人の屈託は描かれない。
空き時間の練習がそのまま、作中劇「ジュリアスシーザー」の内容紹…