冒頭・板尾創路がダッチワイフ相手に性行為をし、喋りかける。
この字面だとギャグ映画にしか聞こえないですが、見てみるとギャグ要素一切なし。
「癖(へき)」にまみれた映画。 後味が悪いわけでもなく…
空虚、喪失、欠落、再生。
是枝さんて根本的な人類への愛みたいなものがありつつ、それでも結構正面切ってえげつないものを扱っていると思うのですが、映像の柔らかさや軽やかさとかキャスティングの妙でえげつな…
やばいな、かなり好きな作品だ。
板尾創路が「前に戻ってくれへんか?」にこの映画が凝縮されてるような気がした。
空気人形、片言の日本語..お人形さんのような韓国女優ペ・ドゥナはハマり役だったな(^…
空気人形=ペドゥナの閃きの時点でもう本作は秀作。
ペドゥナが可愛いから他が霞むが脇も大概ゲスい味出してて素敵!
私も、誰かの変わりにしないで欲しい。って思った。是枝監督がこれだもの、誰でも一度は空気…
確信に迫らない時間がもどかしかったけどそれも人間の苦しさを知る過程だと考えれば映像の空気感など良かった
人間が何かの代用品となっても、気持ちの揺れ動きや性癖とかは、絶対に変えがたいし代替できないも…
私、こころを持ったの(でも、常識や倫理観を獲得した訳じゃないの)
全部意味あり気ではある
登場人物全員属性持ちっぽいし
空気人形が瓶を好むのは、部屋で聴いていた風鈴を思い出すからかな? と考え…
(C)2009 業田良家,小学館,『空気人形』製作委員会