『花が咲いたら、あたし、死んじゃう?』
ボリス・ヴィアンによるファンタジー青春小説「うたかたの日々(日々の泡)」は、よほど世界のクリエイターの心をくすぐると見えます、フランスで二度、そして日本では…
ボリス・ヴィアンの小説『うたかたの日々』を翻案した日本映画。古くからの友人との話で、胸に睡蓮の花が咲く奇病に冒された…の下りから此の映画の存在を知りました。原作の持つイメージからは大分また違う感じで…
>>続きを読む狭くなった部屋と小さくなった窓。
自らの心さえも、ぎゅっと小さく絞られるような切なさが「クロエ」を見た後に残る。
癌や、脳卒中のような病気ではないクロエが抱えた
肺の中に睡蓮の蕾が育つ病気。
睡蓮…
久しぶりに…ながら観です。ながら観が悪かったのか…いや、
“救い”のない世界に入り込めなかった…。彼ら二人が純粋であればあるほど…関わる者たちの“違い⁈”をどうしようもなく否定したくてならなくなった…