病院で死ぬということの作品情報・感想・評価

病院で死ぬということ1993年製作の映画)

製作国:

上映時間:100分

ジャンル:

3.2

「病院で死ぬということ」に投稿された感想・評価

ulysses

ulyssesの感想・評価

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死ぬということ。命がなくなること・なくなった状態、生命活動が止まること、滅んだ状態のこと。

たえず引き画で、病に向き合う人たちを切り取る。顔のアップや音楽等は全くなし、病人が病室に閉じ込められているように、生と死を閉じ込める。鑑賞してる人が主観ではなく客観的に見れるようにこのような撮影方法にしたと聞いたが、客観的に見れるが感情移入はとてもできず、見ていて何も感じることはなくとても退屈だった。

本作のように死を重たいものとして描く人もいれば、宮藤官九郎監督のようにポップに描く人もいる。映画の世界に足を踏み入れた今、いつ死んでもいいと思ってる。私は死ぬことをポップに考えている方の人間だと思う。生まれる日も死ぬ日も神様が決めているんだと私は思っている。もし私が今日死ななければいけない日だったのに、生き延びてしまったとしたら毎日神様は私が死ぬように仕向けるだろう。死ぬ時は死ぬ。病院で死ぬことができた人は幸せだと思う。絶対誰かが近くにいるからだ。どうせこの世に生まれてしまったのなら、病気で静かに死ぬことができたら良いなと思う。
いい映画です。

死ぬことについて、淡々と正面から向き合えます。

DVD出てないのかな?

もう一度見たい!

このレビューはネタバレを含みます

市川準の病院の白いベットと死



市川準脚本監督。

山崎章朗原作。

原作のモチーフを基にあくまでも静かな切り口で病院内の末期患者を描いた市川監督の初期野心作。

「トニー滝谷」でも若干みせた限定されたスペースにドラマを挟み込む。

トニーでわ外にたてられたセットと横移動のカメラ。

本作のたえず引きの絵と

真っ白いベット。

岸部一徳医師がストリーテラーのようにドラマを案内。

すべてあとは無名の俳優さんが演じる。

「死」と向き合う「生」の日常

笑いやぎょうぎょうしさは一切ありません。

静かな物語です。

市川監督の手堅い手腕が見えます。

何もないベットにどこか冷たさが見える市川マジック、ぜひ! 

2009年3月6日 レビュー

追記
市川準をかたっぱしから借りていた時期に見た確か松竹作品。

常にロングショット気味の病室に

病にむきあう人たちを切り取る。

泣かせる
煽る弱さやアップや扇情的音楽など皆無
ひたすら病室の狭さにとじこめているかのような定形な映像フォルムに

生と死をとじこめる。

比較して悪いが、黒澤明のヒューマンホスピス「赤ひげ」なんかと比べたら恐ろしく対局な映画だ。

私が記憶する市川準の本作のベットは、どこか少しなまあたたかくて、
ポツーンとしたひとつのベットを思いだす。岸部の優し冷静な口調とともに。
yominuxx

yominuxxの感想・評価

3.7
今となっては古いですが、病院内の会話をドキュメント風に散りばめた独特の雰囲気の作品です。
市川準作品の作風がよく出ています。

ただし最近の病院とは価値観が違うため、今見ると違和感だらけだと思います。
当時は、がん患者に告知をしない、ということが横行していました。

そのためなのか、DVD化されていません。
はな

はなの感想・評価

3.5
自分にはどんな死に方が待っているんだろう。死を見つめるということは、生を見つめることなんだと痛感しました
nashi

nashiの感想・評価

3.8
「死」について死ぬほど考えた。「愛」について今が寂しくなるほど考えた。考えたところで答えは出ないけど、答えのないことを考えることこそ今を生きる意義になっている気がする。
yoshiki

yoshikiの感想・評価

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「死を乗り越えることができるのは、勇気でも諦めでもない、愛なんだ。」
これはのこされた側も一緒なのかもしれない。