山崎章郎の原作を市川準が脚色・監督した秀作。癌の4人の患者と、医師、家族を描いた。がん告知を受けた患者を描いた「大病人」という愚作と大きな違いが顕著だ。人間をバカにしている伊丹とは、向き合う姿勢が違…
>>続きを読む当時劇場で鑑賞。
久々に観ました。
30年以上前にこの映画を観ましたがこの作品の良さや尊さは分かりませんでした。
市川準監督が好きだったということだけでしたね。
改めて観ると岸部一徳さんの語りが自分…
最後はこうなるのだから(これはしあわな方かも)
叶わないしあわせを追い求めるより身近なしあわせを手にするべきなのかもしれない、なんてふとおもったりして、、
それは挟まれるあの街や人の風景に感化されて…
嗚咽してしまいしばらく立てませんでした。ドキュメンタリーパート挟むのずるすぎるしあんなの泣いてしまうでしょ。誰もが知ってる家庭のカレー味みたいな映像。ここにいることの幸せが巻き起こった。
愛としか呼…
病気の祖母に声をかけながら頭をなでる祖父の後ろ姿を思い出し、上映中、ずっと声を殺して涙を垂れ流すことしかできなかった。
これがもしも洋画だったら、家でスマホで観ていたら、ただの無機質なインディペン…
「死を乗り越えるということは
勇気でも諦めでもない
愛なんだ」
今生きてること、家族のこと、
去年(コロナのため)病院で最期を遂げたおばあちゃんのこと、をたくさん思った。寝て起きてもまだしんどいけ…
病が体を蝕む。長い文章も読む気力をなくしている。
それは生きていると言えるのか。
人生に死が立ち塞がっていて、どうしようもない。
しかし我々は死を含めた生活を選ぶことができる。
大事な人に近づく…
市川準さんの、その場の空気を一粒まで漏らさず映し採ろうとする、何というか息を殺した静かな目線…大事に切り取られた、その先に浮かび上がる静かな物語がこっちの心にゆっくり浸透してくる。
濱口竜介さんに通…
市川準監督の追悼特集上映があり『病院で死ぬということ』が35㎜フイルムで上映されるというので目黒シネマへ。フィルム上映って今となってはめっちゃ贅沢。この映画を観るのは3回目。昔観た時は映画後半で泣い…
>>続きを読む