サウダーヂの作品情報・感想・評価

「サウダーヂ」に投稿された感想・評価

堊

堊の感想・評価

4.1
「いやほんとクソみたいな映画なんだけど世界はクソであふれてるよね」
川瀬陽太の出てる映画がまじで無理だったんだけどなんとか観れた。

しょうもない「朝ごはん一緒に食べるのは初めてだね」に感動しちゃった。俺も好きな子と朝ごはん食べてぇよ
どこまでも続く国道とチェーン店、シャッター商店街。繰り返されるルーティンとミニマルビーツ。この街で露わになる人種や権力、お金、あらゆる物に関するマウント意識でまともなヤツは狂ってしまう。結局逃げ場なんてどこにもない、どこにもなかった。

ロードサイドのリアルがエッヂ効きすぎな映像の連続で映し出されてました…。つい地元のロードサイドへのサウダーヂに飲み込まれてしまう。少しずつ歯車がズレて不穏になってく空気感はエドワードヤンの映画みたい。そしてなんたって商店街のフリースタイル、はー、すげー映画だった…!
Shibuya WWWの爆音にて。
rzstit

rzstitの感想・評価

3.5
渋川清彦特集でのオールナイト上映にて鑑賞
空族の作品をこの時に初めて観た
田我流もこの時に初めて目の当たりにする
あと知り合いがサイコパスの役で出ていた
在日外国人が日本に来て働いて生き抜くことがどれほどつらくて根性のいることなのか、考えるにあたって、ひとつの契機になる作品ではないかと思う
だけどラストのシーンには後味の悪さが残った…
黒澤司

黒澤司の感想・評価

4.0
地方都市の進む不況と空洞化を社会に問いかけた作品。
3人の土木作業員と出稼ぎの外国人達の人生が交差していくストーリー。
なんといっても、田我流の頭を打ち抜くようなラップにしびれます。
日本にも素晴らしいミュージシャンがたくさんいるって思える1本です。
地方社会の希望のなさがリアルに描かれててゾッとする。
社会の底抜け具合、不条理を確認して一度落ちるための、ダウナー系ドラッグ扱いの映画。
じょせ

じょせの感想・評価

4.1
甲府で鑑賞。この町もお終い感満タンな映画をその町で観るのなかなか趣きありました。
でも、土木の仕事なんかは今は多少はマシになってそうな気もする。
MESTARだ〜!と思いながら見ました。
石塚

石塚の感想・評価

3.8
空族ではこの映画が一番好み

地方社会の現実をうまく描いている
横トリ寿町にて鑑賞。
土地柄、土方みたいなご近所の方々と、土方みたいな水族館劇場のスタッフ(兼俳優)さんたちと。

バンコクナイツを先に観ていたので、ビンちゃんにうわーってなったし、薬とか酒とか女とかやってること変わんねーなってなった。

田舎の息苦しさだけじゃなくて移民に圧迫されて受け入れられないところとか、移民は移民で生きづらさを感じているとか、お金ないとか怪しい水とか後援会とか、今の世の縮図を感じる。

元キャバ嬢の妻、ずっとにゃんにゃんしてたのに後援会入ってからめっちゃ強気なところが余計リアルだった。
いやになるくらいの山梨の暑さ。映画という魔法でそれは長所になって、世界へ届くほどに山梨の夏が、イオンを建設する土方たちの汗が、肯定されたよう。それが嬉しくてたまらない。あの夏の、クーラーもない部屋で、狂ったように太陽を見つめていた童貞の、少年時代の僕にみて欲しい。人生が変わる一本
やっぱ田我流が大和魂とか電脳世界とかゆってんのがよい。8年前と地方はなんも変わってない。
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