こちらから支配していたと思ったら、逆に支配されていく麻薬。
もはや下世話なものへの興味って、スキャンダルネタとか人間の中に確実に人の中にあって、それを芸術として消化してしまうことがこの主人公の罪だっ…
オゾン作品によくある、現実と想像の境が途中から分からなくなってくる。またそこがおもしろいし、国語教師ジェルマンと同じように話の先が知りたくなる。何かを企むような美少年クロードの微笑みがいいよね。
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〈耽美〉
フランソワ・オゾン監督が仕掛ける極上の知的サスペンス。官能的でありつつ、優雅さが漂う作品。〈Theフランス映画〉という感じはあるが笑、これはなかなかの秀作だね!〈魔性の美青年〉という形容…
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