ゴールデンボーイの作品情報・感想・評価・動画配信

『ゴールデンボーイ』に投稿された感想・評価

ホラーじゃない方のスティーヴン・キングで感動の名作かと思っていたら違いました。
超常現象や悪霊は出てきませんが、けっこうホラーです。
かなり嫌〜な話です(褒め言葉)。

主演はブラッド・レンフロ。
撮影開始時年齢14歳。高3の役です。
超美形で真っ白でツルツルのピカピカです。
こいつが嫌〜なやつ。闇が深い(浅い?)。
女子に対する肉欲がない。
勉強はできる。・・・ 頑張れば。
首席になりました。でも、卒業式の総代スピーチは陳腐。

助演はイアン・マッケラン。
撮影時年齢57歳。75歳の役です。ジジイ。
元ナチス高官。強制収容所勤務経験あり。
身分を偽りアメリカ在住。
ツルツルのピカピカ小僧のおかげで、なんかその気になってきます。でも、ジジイなので体がついて来ない。

この2人の攻防戦が嫌〜な感じで楽しいです。他にも高校のカウンセラーや近所のホームレスが絡んできます。

原作はもっと派手なエンディングらしいですが、映画のほうが地味に嫌な感じのエンディングでなかなかナイスです。
前途有望な好青年。

真っ白でツルツルのピカピカだったブラッド・レンフロは、ヘロインの過剰摂取により25歳で死にました。
SSDD

SSDDの感想・評価

4.0
■概要
授業でナチスの歴史を学び深く興味を持った優等生の男子高校生がある日バスの中で見かけた老人が、ナチスの戦争犯罪者であり当時の将校であることに気づく。
少年は数多の人の命を奪った男を脅し、授業や書物では明かされない当時の話を聞ききに訪れるようになる…。

■感想(ネタバレなし)
スティーブンキング原作。本作もミザリー同様に知らなかったが素晴らしいヒューマンサスペンス。

学問も優秀でスポーツもでき、モテる思春期の少年が没頭してしまった悍ましい歴史を当事者に聞くという発想から面白い。
老人のただならない殺気や、狡猾で雄弁でペテンっぷりが素晴らしい。

展開も読めないし、後半になっても何度となく終わりそうで続く展開に目が離せなかった。

好奇心で踏み入れた世界の狂気に触れ、人はそうそう正常でいられないという平衡感覚が狂っていくような少年と、昔を苦しみながら語っているうちに若返ってしまっている老人の駆け引きを楽しむ映画でした。

キング原作でこれも名作と言うしかない。













■感想(ネタバレあり)
・危険な遊び
※マコーレ・カルキンの作品とは関係ありません。
ある日にクリスマスプレゼントと称して渡す軍服。嫌がる老人に無理矢理着せてマーチをさせ、徐々に記憶と刻まれた動作が止まらなくなっていく様が恐ろしかった。

そこから加速する老人の当時の精神状態に戻り始め、猫を焼き殺そうとする展開は驚愕でした。

周りに気づかれまいと装う内に本当に弱々しい老人だったのが、脅迫や強要。過去を語ることでの追体験で変わっていくのが伝わる描写には本当に感服した。

・死する老人から怪物が乗り移る少年
浮浪者を殺してしまうことで老人に問うた殺人の気分を実践するに至り、怪物となる大きなステップを超えてしまった少年。死体の片付けまで淡々とこなせるほどに深淵に堕ちたが、それだけではなかった。

老人が逮捕されたことで関係値が露見しかけ、生活指導の先生とどう決着を付けるのか、祖父と偽ったからには関係値を咎められるという状況の始末がわからかった。

まさか老人と同化し脅迫を先生にしかけるという伏線回収が素晴らしいラストだった。まさに怪物は少年に乗り移り、老人は息絶える最期は非常に好きな終わり方だった。

・スティーブンキング
SFホラーやファンタジーよりヒューマンサスペンスの方が良作多い気がしてきたな…。
MAAAAA

MAAAAAの感想・評価

3.3
歴史でホロコーストを学んだ少年が
近所に元ナチSS(戦争犯罪人)が
身元を隠して住んでる事を知り、
彼を脅し収容所での残虐な話を聞き出す
という内容。
そしてついには、、
ネタバレになりそうなのでここまでで^_^

体に染み込んだ狂気な感じとか
恐かったです。
odyss

odyssの感想・評価

3.0
【映画の核心はどこに?】

DVDにて。
原題は"Apt Pupil"、飲み込みの早い生徒、ってこと。

歴史の授業でナチの残虐な行為を教わった少年が、今も捕まっていない逃亡ナチが近くに住んでいると知ってしまう。だけど彼はチクらずに、代わりに元ナチを脅して強制収容所の体験談を聞いていく。おまけにSSの制服まで調達して、彼に着せてみる。やがて・・・

最初は結構面白いと思いながら見ていたんだけど、後半、浮浪者が元ナチの家に入ってくるあたりから筋書きがズレていって、病院のシーンもどこか納得が行かなかった。

特に一般住民が病院の前に集まって抗議行動をしているシーン。アメリカ人は、ナチに抗議するくらいなら、自分が過去にやった、いや、今もやっている黒人差別やインディアン虐殺に抗議行動を起こしたらどうなんだろうな。外国人のやった行為に抗議行動を起こす前にやることがあるだろ、と言いたくなる。自省の能力がないなあ。

それはさておき、見終えてもどこか中途半端な印象しか残らないのは、この映画の核心がどこにあるのか曖昧だからだろう。元ナチの生き方なのか、それとも少年の心にひそむ悪なのか。

元ナチの犯罪と、アメリカ人少年の心にひそむ悪が、実は同じものなのではないかと観客に考えさせるところまで行ければ傑作になったと思うんだけど、行かなかったんじゃないか。惜しい。
Nana

Nanaの感想・評価

3.5
ブライアン・シンガー監督、スティーブン・キング原作のスリラー。ホロコーストに惹かれたアメリカの少年と、彼に見つけられた元ナチスの将校だった老人。
原作はもっとエグい話だったような?記憶が定かではないけど、映画用にマイルドにした印象。

ブライアン・シンガーだけに?マグニートーと、ジーンもチラと出ていてちょっと面白かった。

主役の少年を演じたのは、いかにもアメリカの好青年だけど心に闇を抱えた役…にしては、ちょっとバカっぽかった…
ホロコーストに異常な興味を抱き、自らも歪んでいくところが、あっさりし過ぎていたかなあ。いろいろ残念。

マグニートー爺の変態ぶりは、徹底していて迫力あった。彼の話だけでホロコーストの恐怖が伝わる。
しかし周りにバレるようなドイツ訛りがあったのかどうかは、分からなかった。

潜伏するナチ戦犯に接近して話を聞くうちに自分の内部にある邪悪さに目覚めていく少年を描く。

ロサンジェルス郊外の住宅地。スポーツ万能で成績優秀な高校生トッド・ボウデンは、学校の授業で戦前ナチスドイツが行ったホロコーストに触れ、その実態を知りたいと思っていた。バスの中でナチス戦犯クルト・ドゥサンダーらしい人物を目撃、その老人を訪ねた。

二転三転…やっぱり戦犯こわい。
いやーな緊張感が111分ずっと続いていくこの映画。楽しかったです。ラストもいい終わり方でしたね。まあ、強いて言うなら,前半が怖かった分、ちょっとだけ減速した感じが否めなかったかなぁ。

とはいえ、イアン・マッケランがナチの軍服をまとい、高校生少年の「命令」を受けるシーンは恐ろしかったです。体の記憶が蘇って止まらないあの感じ。狂気です。
ちゃん

ちゃんの感想・評価

3.5
中学時代ホロコーストに異常な興味示してた友達思い出した。
猫のシーンはぞっとした、スッキリする映画じゃないけど嫌いじゃない。
alansmith

alansmithの感想・評価

3.0
ハネケの「白いリボン」にも共通する薄気味悪さ。ただ恐怖演出に少し物足りなさを感じる。もっとやれただろうけどまだこの頃のシンガーはより真面目というかおとなしめ。それともホラーは分野外なのか。主演二人の演技は素晴らしい。それだけにレンフロ…。麻薬なんか頼らずとも役者はミュータントにも魔法使いにもなれるってことをイアンじいさんが証明してくれたのに…。残念。
元ナチス将校で戦犯の老人と出会った高校生が、毎日のように老人が関わった残虐行為の話を聞いているうちに…。
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