『女っ気なし』の前日譚。本作の尺が25分なので『女っ気なし』と合わせて約90分の尺となるのでセットで見るとちょうど良いと思う。主人公のシルヴァンの冴えなくも健気な人柄や日常が滲み出ていて『女っ気な…
自分はこうあるべき、人を愛するとはこうあるべきという固定観念に悩んで苦しむ主人公の表情がリアル。ラストの閉塞感から逃れて息継ぎをするかのような呼吸が良い。
主人公を救うのが、イカれたハゲデブ二年童貞…
ちょっとした親切や気まぐれな行動が、青年を思いがけない場所へ連れていく。その偶然の連なりが、人生の「行き先のなさ」をそのまま映している。
ギヨーム・ブラックらしく、説明は最小限で、感情も大きく揺らさ…
女っ気なし、のプロローグとなる短編。
女っ気なしでアパートの管理人として登場したシルヴァンが、
自転車がパンクしたリュックに声をかける。
シルヴァンのだらしなく、ちょいといかれた人物像がこのプロ…
主人公の人間味があって良かった。特に車に八つ当たりした後、傷を気にするシーンは印象に残った。また、物語の終盤のラストカットもよかった。視覚的には美しい女性に見えるその人物が、主人公にとっては何かが変…
>>続きを読む© Année Zéro - Kazak Productions